お金の使い方というのはとても大切です
モノなどの『目に見える豊かさ』の多くは不要になりいつかは消えてなくなります
お金は自分の人生を豊かにするために使うものです
自分の見栄のためにお金を使うことは果たして自分の人生を豊かにしていると言えるのでしょうか?
周囲の目に流されて自分の人生を歩んでいるとはいえませんよね?
幸福度が高く、賢い人は自分の人生のためにお金を使います
この記事では幸福度が高い人の賢いお金の使い方について4つ紹介します
お金を使うという意味
お金を使うというのは、お金を何かと『交換』するということです
私たちは何かモノやサービスを購入するとき『これなら払ってもいいだろう』と納得してモノやサービスに対して手持ちのお金を交換します
当たり前すぎて意識をしていない人もいると思いますが、お金を使うということは『お金以外のものと交換する』という行為であり、円をドルと交換したり、円を仮想通貨と交換したりすることと同じです
お金を使うというとどうしても服やゲーム、家電などの『モノ』に着目しがちですが、『お金以外のもの』という前提に戻ってお金を『より価値のあるもの』に変換することが大切です
それでは、幸福度が高い人がやっている賢いお金の使い方について紹介していきます
幸福度が高い人の賢いお金の使い方4選
お金を誰かのために使う
人生の幸福度が高い人はお金を『誰かのため』に使います
他人のためにお金を使うと、実は使った本人の幸福度が増すという研究が数々あります
どうしてお金を自分のために使うのではなくて他人のために使うと幸福度が高くなるのか?と疑問に思った人もいると思うので簡単に説明します
実は、私たち人間は3つの基本的な欲求を持っています。その3つを総じて『自己決定理論』と言いいます
・関係性欲求:周囲の人と良い関係でありたい
・有能性欲求:有能な人間でありたい
・自律性欲求:自分の行動を自分で決定したい
上記の3つの欲求が満たされると私たち人間の幸福感が高まるとされています
つまり、他人のためにお金を使った方がこれら3つの欲求が満たされやすいのです
友達や後輩に食事を奢ると『ありがとう』とお礼を言われ、関係性欲求が満たされます
寄付活動に参加することで難病の子供や貧しい国の子供たちの役に立っていると有能性欲求が満たされます
しかし、寄付が何の役に立つかわからないと有能性欲求が満たされにくいですし、無理矢理に寄付をさせられると自律性欲求が満たされにくいので逆に幸福感が高まりにくいことが明らかになっています
自分のためにお金を使うことも大切ですが、より自分が幸福でいたいのなら他人のためにお金を使う方が幸せを感じやすくなりますよ
お金を経験値として積み重なるものに使う
人生の幸福度が高い人はお金を『経験』のために使います
というのも、私たち人間は『体験』したことを脳に深く刻み、今まで体験したことがなかったことに遭遇するという『経験』は視野を大きく広げてくれます
・ 国内旅行や海外旅行
・ 普段触れることのできない情報
・ 普段見ることのできない生き物や風景
・ 異国の文化や言語、そこに暮らす人々の考え方
上記のような様々な体験を通して、多様な価値観が芽生えます
多様な価値観を把握することで、物事を多面的に捉えることができます
もちろん、国内旅行や海外旅行などで普段見ることのできない風景やそこで出会う人々との交流を通して多様な価値観を知るという経験は大切ですが、比較的簡単な方法で経験値を得る方法があります
それは、『本を読む』ことです
『本を読む』という行為は著者の人生の一部を擬似体験できる手段です
『読書』をすることで知識になります。「知っているか、知らないか」が大きくこの先の人生を左右します
読書は自己投資になり、読書から得た知識は一生残ります
読書を通して著者の人生の一部を擬似体験し普段触れることのできない情報に触れてみるという経験を積み重ねることであなたがこれから課題にぶち当たったとしても多面的な視点から冷静に解決の糸口を探ることができる経験値になります
https://unpsymind.com/values-change/intelligence-is-attractive/
お金をチャレンジのために使う
人生の幸福度が高い人はお金を『チャレンジ』のために使います
チャレンジといっても、何をチャレンジしていいかわからない人もいると思います
チャレンジとはつまり『挑戦』であり、『挑戦』を通して自分の人生を好転させるものにお金を使いましょう
人生は1度しかありませんので、自分がやりたいことに対してお金を使うと幸福度が高まります
しかし、『やりたいことが見つからない』『本当にしたいことがわからない』という人が多いので『やりたいことを見つけるヒント』を紹介します
・ 自分には出来ないと諦めている
・ 理由をつけて制限をかけている
・ やりたいことに出会えていない
経済状況や年齢などを理由に自分自身に制限をかけてしまったり、他人の評価を気にして失敗を恐れていたりしてなかなか行動に移せない人も多いかと思います
まずは、その状況でなければ自分がどうしたいのか?ということを自身に問いかけてみてください
制限を外して、ジャンルを問わず幅広い体験をしてみて経験値を増やすことから始めましょう
『自分はどうありたいか?』や『やりたくないことは何か?』という自分の内面と深く向き合い人生の目標を見つけることが大切です
『やりたいこと』は目的を実現するための手段です
・やりたくないことを書き出してみる
・現時点でどんな人生が1番幸せか考える
・興味があることはとにかくやってみる
・読書や多くの人と接して視野を広げてみる
・今まで楽しかったことをもう一度やってみる
お金を時間を生み出すものに使う
人生の幸福度が高い人は『自分の時間を生み出すもの』にお金を使います
お金よりも時間を重視する人の方が幸福度が高いという結果が心理学者であるハル・ハーシュフィールド氏による研究で明らかになっています
世の中にはお金をかけることで生活を楽にしたり、暮らしを豊かにしてくれるものがたくさんあります
身近でわかりやすいものとして『家電』があります
・ 食洗機
・ 乾燥機
・ お掃除ロボット
便利な家電は家事の時間を短縮してくれます
その他に、移動手段も時間をお金で買うサービスになります
・ タクシー
・ 新幹線や特急列車
タクシー代や新幹線のお金をケチるより移動手段を短縮できるサービスを利用し自由な時間を生み出した方が幸福度に直結します
お金を使って浮いた時間を有意義に過ごしていきましょう
まとめ
お金そのものが人生に幸福を与えてくれるわけではありません
幸福な人生を送れるかどうかはお金の使い方次第ということですね