● 自分のことを好きになりたい
● 他人の目線が気になってしまう
● 自尊心を高めたい
上記のように自分のことが好きになれず、他人と比較して劣っていると思ったり、欠点ばかりと考え落ち込んではいませんか?
私たち人間は生きている限り様々な人々と出会い、比較してしまう生き物です
TwitterやInstagramなどのSNSの普及によりいつでもどこでも世界中のうまくいっている人たちの暮らしが目に入るようになり、才能や華々しい成功と自分自身を比べ「自分なんて大したことのない人間」と自尊心を失っている人にこそ読んでほしい内容になります
今回紹介する内容はアメリカの自己啓発作家であるジェリー・ミンチントンさんの『うまくいっている人の考え方』の一部分です
それでは解説していきます
本記事の内容
自尊心とは

自尊心とは、自らの価値を認める自己評価であり自身を優れた存在、価値ある存在、意義ある存在であると信じる気持ちのことです
また、自尊心は根本的なモチベーションを生み出す源でもあります
人間関係、自信の度合い、幸福など自尊心の高まりにより良い方向へ変化していきます
しかし、どうしても私たちは生きていく上で自尊心を失っていってしまいます
生きていくと必ず不快な経験や嫌な思いをしてしまうことが必ずあります
自分を否定してしまうことがあり下記のようなことを考えてしまった経験はありませんか?
・ 自分は不完全で他人より劣っている
・ 自分は生まれつき欠点だらけの人間だ
自尊心を失うことは決して悪いことではありません。生きていれば誰しも一度は失うものです
しかし、このまま自尊心を失い続けていても楽しく過ごすことができないのも事実です
では、どうすれば自尊心を取り戻すことができるのか?
答えは簡単です。自分に対する考え方を修正すれば良いだけです
それでは、自尊心を高めて自分を好きになるための方法について3つ紹介します
自尊心を高めて自分を好きになるための3つの方法
自分を許す

ミスをしたとしても自分を責めるのはやめましょう
「自分はどうしようもない人間だ」と非難することは決してしてはいけません
自己否定を繰り返すことで「自分のすることは何でも間違っているのではないか?」という思い込みに入りさらにミスを連発してしまいます
人間は必ずミスをする生き物です。自分を非難することは自尊心を失うことに繋がります
大切なのはミスをしたとしても開き直ることです
自分を非難することでさらにプレッシャーがかかり、心身ともに萎縮してしまいさらなるミスを生んでしまいます
自分を許すことでミスを繰り返すのを防ぎ、振り返る余裕ができるでしょう
選択を間違えただけで自分はダメな人間だという思い込みを捨てましょう
自分を許すということは同じミスを繰り返さないための対策を立てることができるきっかけ作りということです
あるがままの自分を受け入れる

私たちは今の自分にないものを望んでしまうものです
今の自分にないものに想いを巡らせることは「今の自分ではダメだ」と自己否定に繋がってしまいます
何度も言いますが、自己否定は自尊心を失う原因です
無理に自分を変える必要なんてありません。どんな特徴を持っているにしてもあなた自身はすでに唯一無二の価値のある人間ということを自覚しましょう
もちろん、「変わりたい、進歩したい」という気持ちは大切です
重要なのは、変わりたいことがポジティブに働くかどうかであり、自己否定につながるネガティブな思い込みはしてはいけません
今のあるがままの自分を受け入れてベストを尽くす
その結果、進歩したのであれば、またその時点でのベストを尽くす
これこそが進歩であり、成長していくということです
自分と他人を比較しない

どうしても他人と比較してしまうのが人間という生き物です
私たちは常に誰かと関わりながら生きているので、全く他人と比較しないということはとても難しいです
自分と他人を比較する習慣のよくない効果として優劣を判断してしまうことにあります
もし、他人よりも劣っていれば落ち込み優れていれば喜ぶでしょうが、何の意味もありません
みんな誰しも長所や短所、才能、能力をもった個性的な存在であり全く違うもの同士を比べても仕方がありません
・他人との比較で自分が劣っていると落ち込むのであればそれは不当な不満
・他人との比較で自分が優れていると喜ぶのは間違った優越感
自分も他人もそれぞれ個性的で別の存在であり、比較することに意味がない事実に早く気付きましょう
人生をより良い方向へ転換するための3つの考え方
「良い」「悪い」という判断をやめる

私たちは出来事、状況、他人に対して「良い」または「悪い」と判断してしまう傾向にあります
ある物事に対して「良い」もしくは「悪い」という判断は当たり前に行なっていますが、100%ということは存在しません
例えば、学校の先生が不足しているという事実に対して親の観点からすると「子供に十分な教育を受けさせられない」という悪い判断を下してしまいます
しかし、先生を目指す学生の観点からすると先生が不足している状況というのは「自分が先生の職を得やすい」という良い判断にもなります
つまり、ある1つの出来事は視点によって「良い」とも「悪い」とも判断できるということです
・誰の利益にならないという悪い出来事や状況は存在しない
・全ての人の利益になるほど良い出来事や状況は存在しない
・どの視点から見るかでどんな状況にも良い面と悪い面が存在する
「良い」または「悪い」という判断はだたの視点の問題にすぎないということです
間違った信念を捨てる

『常識とは18歳までに身につけた偏見コレクションでしかない』
何が言いたいかというと、私たちが信じていることの多くは若くて影響を受けやすい時期に身につけた根拠の薄いものだということです
若い頃というのは、あまり物事を知りません。つまり、外部から入ってくる考えや情報を無批判に受け入れてしまいがちです
信念は正しいと思い込んでいるだけであり、本当に正しいわけではありません
長い期間そう思っていたことに対して、正しいと思い込んでいるだけというケースがあります
間違った信念を持ったまま、行動すればトラブルの元になってしまいます
他人に敵意を感じさせたり、優れている劣っていると思い込んでしまう信念は今すぐに捨てましょう
私たちは全く違う人間であるにもかかわらず、敵だと認識したり優劣をつけたりする信念は正しいと言えるでしょうか?
どれだけ長く信じてきた信念だとしても信じるに値するか考えてみてください
間違った信念を捨てることで開放的に生きられることができますよ
自分を飾らない

私たち人間は誰かに好印象を与えるために、本来の自分とは違う人間であるかのように振る舞うことがあります
気に入られることを否定しているというわけではありませんが、偽った自分を作り続けて自身の首を締め付けていることに早く気付きましょう
仮に好印象を与えることがうまくいったとして、人間関係が深まっていったとしても着飾った偽りの自分はいつか見破られてしまうのがオチです
つまり、最初から着飾らず自分らしく振る舞う方が圧倒的に楽です
・誰にも迷惑をかけない限り、自分らしく振る舞えば良い
・居心地が悪く感じるときは自分らしく振る舞っていない証拠
着飾って偽るままでいると、居心地が悪くなり精神的にも疲れてくるので他人に迷惑をかけない限りの本性を見せるべきです
まとめ
他人の価値観に振り回されたり、批判を気にして自分を必要以上に責め続けてしまうと自尊心が失われていきます
生きている中で不条理なことは当たり前に起こってしまいます
まずは、必要以上に自分を責めすぎず、許して優しくしてあげましょう
ネガティブに物事を捉えるのではなく、ポジティブに解釈することで自尊心は高まっていくでしょう
この記事では紹介しきれなかった考え方や心の持ちようが100項目あります
当たり前の内容ですが、すごく大切なことが書かれています
気分が落ち込んだ時、この本を読んでみてください。気持ちが整理されて前向きになりますよ