幼い頃に両親や先生から「本を読みなさい」と勧められた経験はありませんか?
その度に「正直、本なんて読まなくても生きていける」と考えていた人は多いと思います
確かに、本を読まなくても生きていけることは確かです
しかし、読書をすることであなたの人生が圧倒的に良くなります
この記事では自己投資として読書がオススメの理由と読書をすることで得られるメリットについて解説していきます
本記事の内容
読書が自己投資にオススメな理由
あなたは毎月どのくらい読書をしていますか?
日本人は1ヶ月にどれくらい読書をするのか文化省の調査によると
・ 読まない:47.3%
・ 1〜2冊:37.6%
・ 3〜4冊:8.6%
・ 5〜6冊:3.2%
・ 7冊以上:3.2%
という調査結果となり、1冊以上読むと答えた人の割合が52.6%になりました
この調査からわかることは日本人の半数近くは本を1冊も読まないという結果であり、月に4冊読むだけで日本人の上位20%に入れるということです
自分の能力、人格の成長において読書をすることは最も効率の良いことであり、上記のような背景から周囲との差を広げることにつながります
それでは、自己投資として読書がオススメな理由について解説していきます
読書はコスパが良い
学校に行ったり、セミナーに参加したり、ネットで検索したり、youtubeで教育系動画を観たり、自己投資の方法は様々です
学びにはステップがあります。学びのステップを段階的に学ぶことでインプットの効率が良くなります
いきなり高度な学びをしようとするとインプットの効率が悪くなるので、学びの最初のステップとして読書をすることでコスパよく自己成長することができます
例えば、英語を話したいという目標がある場合、いきなり60分1万円の個人レッスンを受けたとしても基礎がしっかり出来ていない分、時間とお金を浪費するだけです
英会話の本を何冊か読んで、スマホの英会話の音声アプリやyoutubeの英会話チャンネルで勉強し、英会話の個人レッスンを受けると段階的にステップアップしていくほうが最短であり、最速で自己成長できます
本は1冊1500円程度で手に入れることができます
成功者が何時間もかけて得た知識や方法について学ぶことができ、世の中のほとんどの悩みは読書をすることで解決できます
学校や人を通して学ぶと高い金額を請求されるのに対し、読書はたったの1500円台で学ぶことができるので自己投資としてのコスパは良すぎるぐらいです
読書は精度の高い情報をインプットできる
ネットで検索して得た情報は基本的に編集や校閲といった作業がない記事が多く、匿名性がゆえに精度が高いものから低いものもがあります
なので、読者は情報の真偽を判断しながら価値のあるものを見つけていく必要があります
その一方で、本は著者が何時間もかけて情報を整理し制作した後に出版社によって編集や校閲という作業を必ず通しているためネットの記事よりも価値のある情報を提供していると言えます
読書をすることで知識や経験、知恵を学ぶことができるため仕事や普段の日常でも生かすことができます
インプットが少ない人間はアウトプットする量が少なく、アウトプットの質を高めたければインプットを増やすしかありません
読書はインプットをするのに最適であり、情報の精度が高いため新たな発見や仕事や、普段の生活でうまくいかない部分を解決していくことに繋がることがあります
ネットの情報が良くないということではありませんが、本の中には価値のある情報がたくさんあります
読書は時間短縮に繋がる
経験を積むことは大切です。しかし全てを自分の経験から学ぼうとしたらとてつもなく時間がかかります
しかし、あなたが経験する大抵のことは過去に経験してきた人がいて、それらを本にまとめてくれています
つまり、読書をすることは何年も積み上げてきた経験や知識を数時間で知ることができる最高の方法ということです
例えば、何か上手くいかないことがあったとして自己流で物事を進めると大抵うまく行きませんよね?
しかし、先人が経験し上手くいく方法を本という記録に残してくれているので最初から真似て始めればいいわけです
しっかりと型を身につけてから自分にあったやり方にアレンジするということをオススメします
失敗を減らしたいのであれば、読書で先人の知識や経験から学ぶのが効率が最もよく成功に導く秘訣です
自己投資として読書が最高な理由を3つ解説しました
それでは、読書をすることで得られるメリットについて紹介していきます
読書をすると得られるメリット
読書が習慣化している人は本を読むことで得られるメリットについて実感していると思います
しかし、読書が嫌いな人、読書の習慣がない人にとって「なぜ本を読む必要があるのか?」と納得できない部分があり、なかなか行動に移すことができないでいると思います
読書のメリットは無数にあり、ジャンルによって異なるので、最も人生に影響のあるメリットを厳選して紹介していきます
読書の必要性に疑問を抱いている人のきっかけになれば幸いです
ストレス解消効果がある
ストレス解消といえば、好きな音楽を聴いたり、運動をしたり、仲の良い友人と話したりと様々な方法を思い浮かべると思いますが、読書をすることでもストレスを軽減させる効果があります
イギリスのサセックス大学の研究によると心拍数や筋肉の緊張状態からストレスを計測した結果、読書によるストレス軽減効果の方が他のストレス解消法よりも高く、ストレスが68%も減少することがわかったそうです
読書をすることは、音楽を聴いたり、コーヒーを飲んでゆっくりしたりするなど、他のストレス解消法を上回る数値であり、読書によって病気の治療する心理療法があるくらい効果的ということです
ビブリオセラピー(読書療法)として実用化されており、自分の状態に適した本を読むことで行動を良い方向に変えたり、苦痛を減らしたりするなどの効果が期待できます
自分がどんな本を好むのかよく理解しておく必要がありそうですね
まずは、本屋に行き無意識に立ち寄ってしまう本棚のジャンルを把握しておくことから始めてみて、お気に入りのジャンルや作家を決めるのも読書習慣の一歩になります
読書習慣が身につけば、ストレスフルな現代社会でも行きやすくなります
https://unpsymind.com/life-improvement/busy-people-stress-measures/
脳が活性化する
読書には大脳を活性化させる効果があります
医学博士の川島隆太教授によると、本の黙読により視覚情報を処理する後頭葉や思考や想像力に関わる前頭前野などの脳の様々な部分が活性化し、黙読や音読は学習効果を2〜3割向上させることが期待できるそうです
読書をすることで、漢字や文法に詳しくなり知識も増えますし、興味や関心の幅が広がり知的好奇心がくすぐられるので視野が広がり、考える力が身に付きます
さらに、音読で「発声する」ことや「自分の声を聞く」ことで黙読よりも複雑な情報処理が可能になり脳内の隅々まで刺激できます
音読の速度が速ければ速いほど脳は激しく活性化します
脳が活性化すると日常で様々なメリットがあります。音読によって前頭葉が活性化されると自制心や感受性が向上し、コミュニケーション能力が上がります
また、脳が活性化すると作業効率も向上するので勉強や仕事に生かすことができます
人間力が高まる
読書をすることでたくさんの言葉に触れることができます
知らなかった言葉を覚え、知識も増えていきます
新しい言葉やたくさんの活字に出会い、語彙力を増やしていくことでなんとなく意味がつかめていた言葉を自分が話したり書いたりするときに使えるようになります
言葉の表現が豊かになることで言いたいことをわかりやすく伝えることが可能になるので人とのコミュニケーション力も向上します
また、客観的に物事を考えるようになり相手の言葉を理解することが容易になります
明治大学文学教授の齋藤孝さんによると、ボキャブラリーの量によって生涯年収が左右される可能性があると指摘しています
読書習慣が身につくと、自分で考える力が身につき人の意見に流されないブレない自分を作ることができます
これらから人間力が高まり、周囲から魅力的な人と認識されあなたに対して尊敬の念を示したり、相談をよくしてくるようになるでしょう
初対面の人とでも関心を引くような話題を提供でき会話も弾みます
悩みが解決する
本屋に行けば大量の本が並んでいます。そして本には様々なジャンルが存在します
その一冊一冊には著者が存在し、その道のプロフェッショナルです
あなたが仕事や人間関係で悩んでいることは歴史上で初めて直面した問題ではなく、過去に誰かが必ず直面しています
同じような悩みを抱え、それを乗り越えた先人たちは必ず存在します
本にはこのような悩みを解決するための助言やヒントが記載されており、先人たちの知識や思考を学ぶことができます
読書をすることで思考の材料となる知識を得ることができ、そのような知識を多くインプットして積み上げることで正しく考えることができます
あなたがもし問題に直面し、判断や解決しなければならない場面が訪れたときは読書をすることで解決することにつながりますし、日頃から読書習慣があれば積み上げてきた知識が強い味方になってくれます
一人で悩む必要はありません
すでに答えを見つけた本の著者に助言やヒントを貰うことが問題解決の1番の近道です
https://unpsymind.com/psychology-activity/human-relations-improvement/
視野が広がる
読書は「著者との対面」であり、著者が物事に対しどのように考えているのか、どう感じたのかということを本に記録しています
本を読むことで著者の思考の過程をたどることができ、客観的な視点で物事を考えることができるようになります
様々な本を読むことは多くの視点を手に入れることにつながります
そして、視野が広い人間になると、学びのアンテナを広げることにつながりあらゆることに関心を持てるようになります
また、他人と関わっていたときに感じていた「なぜこの人はこんなことをするのだろう?」「この人は何を考えているのだろう?」といった感情に対して理解しようとします
そこから、今まで知ることのない他人の考えに触れてみたり、想像もしなかった考えを取り入れ、あなたの常識が他人にとっては非常識と知ります
本はその人の考えや人生を記録したものです。読書習慣は今まで理解してこなかった他人の脳内を覗く行為でもあり、自分の視野を広げる行為でもあります
モチベーションが上がる
モチベーションを常に保つことはとても難しいです
成果がなかなか出ない、上司に怒られるなどモチベーションが下がってしまう出来事は日々起きてしまいます
しかし、自分の課題に向き合い、そのテーマの内容の本を読むことで解決策のヒントを得ることができます
そして、解決策の糸口を知ることでやる気がとても向上し、不安から解放されます
モチベーションは他人や会社に上げてもらうものではありません
自分でコントロールしていくことが大切です。その一つの方法として読書は効果的です
読書にはストレス発散効果もあり、リラックスできます。休日に読書をしてモチベーションをあげて平日にやる気を持って働くことで必ず自分にメリットとして返ってきます
まとめ
自己投資として読書習慣は最高である理由と本を読むことで得られるメリットについて開設しました
本を読むことはメリットしかありません。とにかく興味のあることがあれば本を読んでみるのをオススメします
読書習慣は些細なきっかけとほんの少しの向上心から作られると思います
この記事が読書をするきっかけとなれば幸いです
https://unpsymind.com/values-change/reading-habit/