心理学の活用

自分を追い込め!!サボれない環境を作り出す”パブリックコミットメント”の効果と正しいやり方

 

・発言だけで行動が伴っていない

・目標を計画したのに達成できずにいる

・なかなか努力ができない

 

私たちは何か目標を計画しては努力しようとして、結局挫折してしまいます

 

しかし、工夫次第では誰でも目標を達成できます。その工夫の1つとして挙げられるのが『パブリック・コミットメント』と言うテクニックです

 

この記事では自らサボれない環境を作り出し、自分を追い込む『パブリック・コミットメント』の効果と正しいやり方について解説していきます

 

ひとりで目標達成は難しい理由

 

たとえあなたが目標を立てたとしても、それをあなただけの心に秘めているだけではなかなか達成できません

 

その理由として、あなたが行動に移せていなくても誰も何も言わないからです

 

「行動できなかった」と多少の罪悪感が残るだけで、誰かに怒られるわけでも誰かに嫌われるわけでもありません

 

忍耐力の強い人なら、ひとりきりで目標を達成するのは簡単なことかもしれません。しかし、目標が大きければ大きいほどひとりで達成するには難しくなっていきます

 

目標が大きくても工夫次第では誰でも達成可能です。その工夫の1つとして『パブリック・コミットメント』という方法になります

 

それでは、『パブリック・コミットメント』について解説していきます

 

パブリック・コミットメントとは

 

パブリック・コミットメントとは自分が成し遂げようと決意したことを周囲に伝える行為であり、宣言することで言い訳のできない環境をつくりだし目標達成率を上げる心理テクニックです

 

私たち人間には自分の言葉や信念、考え方、行動を一貫したものにしたい、もしくは他人からそう見られたいという欲求があります

 

一貫性を保ちたいという欲求が備わっており、自分の発言には筋を通したいという心理や立場によって行動を改めたいという一貫させようとする力が自然と生じます

 

わかりやすい例で言うと、『ワンピースの主人公であるルフィ』です

 

「海賊王に俺はなる!」と明確な目標を周囲に公言することで、その立場における行動を選択し、周囲もその姿勢を強く評価します

 

夢や信念がコロコロ変わる人よりも、一貫して同じ夢や目標を持ち行動する人の方が私たち人間は高く評価しますし、自分自身もそうありたいと望みます

 

この一貫性の法則を利用するために自分の信念や目標、立場を明確にして周囲に公表し自分自身の行動に圧力をかける行為が『パブリック・コミットメント』です

 

・一貫していない人:『気まぐれ、優柔不断、軟弱』と思われる

・一貫している人:『合理的、信頼性がある、健全』と思われる

 

人間が一貫していないと他人に評価されることを避けたがるのは上記のような社会的評価を気にしてしまうからです

 

確かに、一度周囲に公言してしまうと、その責任を取らなければならないような気持ちになりますよね?

 

周囲に公言することでそれに見合う行動をしなければいけないという心理が自然と働くので目標が実現しやすくなります

 

それでは、『パブリック・コミットメント』の正しい方法について解説していきます

 

パブリック・コミットメントの正しいやり方

すぐに効果が出る目標を設定する

 

私たち人間は未来の自分を他人のように考えているので、無謀な目標や無茶な計画を立てがちです

 

なので、達成まで難しくなく、簡単でもないちょうど良い具合の目標を立てるといいです

 

長期的な目標になってくると「何をするか?」という具体的な行動目標ではなく「どうなりたいか?」という将来像を想像してしまいかねません

 

とにかく、具体的な内容を決めるためにも目標は長期ではなく短期で達成しやすいものを設定すべきです

 

例えば、『体重を10キロ減量する』と『3ヶ月で2キロ減量する』とでは具体的な行動の決めやすさが違います

 

私たち人間は未来の自分を過大評価する傾向にあり、自分ごとではなく他人事のように考えてしまいます

 

目標達成に至るまでの過程を明確にイメージできないと何の役にも立ちません

 

達成したい目標を宣言するときは数日、もしくは数ヶ月で結果が出せるものの方がパブリック・コミットメントの効果を最大限発揮しやすいです

 

https://unpsymind.com/life-improvement/custom-way/

 

 

親しい人に目標を宣言する

 

目標はあなたの親しい人や仲が良い人、もしくは尊敬している人に宣言した方が良いです

 

オハイヤ州立大学の調査では「尊敬できる人に宣言するグループ」と「どうでもいい人に宣言したグループ」に分けて目標達成率を調べたところ、尊敬できる人に宣言したグループは目標達成率が跳ね上がったという結果が明らかになりました

 

どうでもいい人に目標を宣言したところで、どうでもいいので信用を失ってもいいだろうという甘い考えになるのに対して

 

親しい人や仲が良い人、尊敬できる人に目標を宣言することで「この人たちから信用を失いたくない」という心理が働き、パブリック・コミットメントの効果を最大限に発揮してくれます

 

その他にも『SNSを活用する』こともオススメできます

 

周囲の人に口頭で伝えるだけでは記憶にも残りづらいため、せっかく宣言したのにもかかわらず効果が薄くなるのを防ぐ方法としてTwitterなどのSNSを活用し記録を残しておくのも良い方法です

 

・ 目標をSNSにて文字として宣言する

・ 毎日努力の過程や行動の結果を記録するため投稿を残す

 

毎日自分が目標に対して行動してきたことを投稿することです。SNSを利用して自分の目標を定期的に文字として伝えることで、日々の努力を怠ることが減ります

 

 

行動する内容を具体的に決める

 

人間は行動が伴わなくても空想するだけでやった気分になってしまうので、目標を決めたら行動する内容を具体的に決める必要があります

 

ただ周囲に目標を伝えるだけでは、それで満足してしまい逆に目標から遠ざかってしまう可能性があります

 

心が錯覚してしまわないように、具体的に目標を公言する必要があります

 

例えば、ダイエットを成功させたければ「1週間のうちに3日はジムに行く」や「今週はお菓子などを食べない」などより具体的に目標を設定しましょう

 

『いつ、どこで、どのように』行動するのか決めることで、実行率が高くなります

 

 

まとめ

 

パブリック・コミットメントをするのは意外と勇気がいることです

 

しかし、本当にあなたが目標を達成したければ周囲の視線を味方につけて自分を追い込み、サボれない環境を作り出すことをオススメします

 

科学的にも効果があるパブリックコミットメントですが、正しい方法をしないと効果がありません

 

 

上記の3つに気をつけてあなたの目標を達成していきましょう

 

自分の中だけで目標を決めるのと、目標を他人に話すことには大きな差があります

 

私自身も目標を他人に話したときは、すぐに行動に移さないといけないと言う気持ちになり、目標に向かって集中して取り組むことができました

 

ぜひ、パブリック・コミットメントを試してみてください