理想の上司とは一体どのような人のことを言うのでしょうか?
・普段は物静かで、たまに面白いことをいって笑わせてくれる上司
・面倒をしっかりと見て、頼りになる上司
・部下が失敗したときに責任を取ってくれる上司
あなたの中で理想とする上司はどんな人ですか?
実際は百人の上司が入れば百通りの上司のタイプがあり、性格も部下への接し方も様々です。
この記事ではミスをして怒られた時の謝罪の基本と上司のタイプ別に適切な謝罪方法を紹介します
これを実践すると、上司のあなたの評価が変わり信頼されること間違いなしです。
本記事の内容
怒られると叱られるの違いとは
まず「怒られる」と「叱られる」の違いを説明できますか?
簡単に説明すると、怒るという行為には自分が腹を立ててて不愉快であるということを相手に伝えたい、もしくは不満を発散させたいという目的が秘められています
そして、「叱る」という行為ですが相手の間違った行動に対して現状の問題点や改善点を考え今後の成長のために強めに注意やアドバイスをして行動の改善のきっかけを作るという目的があります
まず、自分が怒られているのか叱られているのかをしっかり判断できれば、上司の意図を読むことにもつながりなおかつそこまで落ち込むこともないと思います
これらを踏まえたうえで謝罪の方法について触れていきます
謝罪の基本
まず、謝罪の目的としては相手の機嫌を直す、いわば相手の気持ちをネガティブからポジティブに変える必要があります
相手の気持ちの苛立ちを収めてネガティブな状態をどうにかしてポジティブな状態に持っていく必要がありますがこの時に有効なのがペーシングです
ペーシングとは話し方や身振りなど相手に合わせることで親近感や好印象を持ってもらうコミュニケーションの一種です
相手が苛立っていてネガティブな感情の時は自分自身もネガティブな印象を与える必要があります
相手にネガティブな印象を与えるには暗い雰囲気を出しつつ声のトーンを下げてみて下さい
相手にネガティブな感情を伝えるために暗い雰囲気を出すコツとしては話す速さを普段の0.7〜0.9倍ぐらい遅く話すことを意識しましょう
話すスピードを遅くして暗い雰囲気を演出することで相手のネガティブな気持ちと同調行動できます
では謝罪の目的である相手の機嫌をなおして気持ちをポジティブにするためにはどうすればいいでしょうか?
・謝罪を終えたら笑いに持っていく
・違う話をして誤魔化す
上記を試すと、逆に怒られることがあります
なので相手が満足するまで話題を変えたり言い訳をするのは逆効果ということになります
謝罪は最初は遅めで、終盤につれて早く話すことで相手の感情をネガティブからポジティブに徐々に変化させましょう
相手のポジティブな感情を目指して徐々に話す速さを加速していきましょう
すると、徐々に機嫌を取り戻していきます
上司のタイプ別謝罪方法
叱られ方の上手い部下ほど上司に気に入られ信頼されます
・期待できるかもしれない
・他の部下とは違うかもしれない
上手い叱られ方を身につければこのように上司に思われることでしょう
そして、叱られることをさほど気にならないばかりか出世のチャンスをつかんじゃったりします
それでは上司のタイプ別謝罪方法を解説していきます
エリートタイプの上司の場合
プライドが高いため、そのプライドを傷づけるような態度をとってはいけません
自分は正しい、自分はすべてわかっているという思いがあるため原則論を述べたり、責任の所在をすり替えたりしたところで余計にめんどくさくなります
なので、説教を長引かせたくない場合はひたすらかしこまって意見をだただた聞くという態度で接するのが得策です
叱られた本人が理由と今後どうすべきかを理解していればいいので無駄に叱られて労力を消費する必要はないです
親分肌タイプな上司の場合
叱るときはすごい剣幕で言葉もきついのが特徴です
しかし、この手のタイプほど根に持つ性格ではありませんのでひたすら素直に詫びるのが得策です
その際、なるべき相手に近づき目を見て聞くなど親近感を表すと効果的です
下手な言い訳をすると逆に火に油を注ぐ結果になり、またもやすごい剣幕で威圧してくるので言いたいことがあるときはその人の許しを得てから発言したほうがいいです
ヒトラーみたいな独裁的な上司の場合
・俺が頑張ったから今の会社がある
・他の奴らは信用できない
このように他人を信用せず自分以外は認めない上司の説教は一方的なのがほとんどなのでおとなしく我慢するしかありません
一方的な説教のため逆にイライラしてくるとは思いますが、反論しても意味がないので相手からある程度の距離を置き頭を垂れたまま嵐が過ぎ去るのをひたすら待つのが得策です
仕事では優れている部分を盗むぐらいの距離感であまり深入りするとめんどくさいことになるので一定の距離感を保っておけばいいと思います
神経質な上司の場合
だらだらと言い訳されるのを最も嫌がるタイプです
とりあえず近寄って、相手の目を見ながらミスを素直に認め、それに対する解決策を簡潔に述べるのが得策です
この手の上司はおそらく長々と説教することを好まないため、話が途切れたら改めて頭を下げて自分の席に戻ればいいです
ただし、自分のミスは自分でしっかりフォローしておきましょう
生真面目タイプの上司の場合
なるべく丁寧な態度で近づきます
そして、ミスの原因と経過をしっかりと説明し、態度と言葉遣いで誠意を見せつつ相手の細かい指摘にもしっかりと対応する姿勢を見せるのが得策です
下積みは苦労しろと叩き上げたがる上司の場合
叱りに愛情があまりありませんし他人の失敗に問答無用の厳しさがあります
しかし、言っていることは的確なことが多いので、真っ正面から上司を見てしっかりと聞く姿勢で説教に応じましょう
そして、尊敬の念をとりあえず表せておけばよいです
おっとりタイプの上司の場合
仕事の出来栄えよりも人間関係を大切にするタイプの上司です
とりあえず近寄り、両手を前に組むなどしてしぐさで親しみを表すのが得策です
会社で働く上で人間関係が1番重要だと思っているためアメとムチを使い分けてきます
まとめ
上司も人間ですから部下に同じミスを繰り返されるとイライラしてしまいます
感情的になる気持ちも理解してあげましょう
少なからず、あなたのことを成長させよう、仕事ができる人間に育てようと思っています
上手に叱られることは上司との信頼関係を築き、なおかつ自身の成長を促し、仕事の生産性を上げることにもつながります
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