・ いつのまにか頼まれごとをOKしていた
・ どうしても断れずにOKしていた
・ この人の言うことには何故か従ってしまう
友人や職場などであなたはこのような経験をしたことはないでしょうか?
より良い人間関係を築くため、もしくは他人を操って自分の思い通りに物事を進めたいという方はこの先の内容を読んでみて下さい
相手を自分のペースに巻き込み、自然と優位に立つためのテクニックを紹介します
強引な手段を使ったりはしないので安心して下さい
相手に嫌われることなく、気づかれもせず相手を誘導します
正しく言えば、人間の持つ好意を利用し相手が気持ちよくなる効果を狙ったテクニックです
しかし、成功には多少の演出が必要になりますので「言葉・仕草・見た目」を気をつけなければいけません
本記事の内容
言葉で他人を操る方法とは
自分の気持ちが相手に伝わらない、もしくは違う解釈をされていた
このように日常生活で言葉による人との意思疎通は難しいものがあります
人間が言葉によってどのような特性を示すのかを知っておくだけでも損はないはずです
それでは言葉による他人を操るテクニックを紹介していきます
声音を使い分けて相手を誘導する
窮地に追い込まれた状況で返答の際に気をつけるべきなのが声の抑揚です
このような状況こそ冷静に対応しなければいけません
例えばあなたが恋人や妻から浮気を疑われたとしましょう
・ 恋人、妻から浮気を疑われた
↓
・ 感情をあらわにしてしまう
↓
・ 声のトーンが高くなり、弁解を急ぎ早口になる
↓
・ 疑惑の目を向けられ修羅場、別れ話に発展する
普通なら上記のような流れになり相手にバレてしまう、もしくは疑いをかけられたままになり修羅場になって別れてしまいかねません
疑いをうまく回避するには低い声でゆっくり話すことです
20世紀後半のアメリカ大統領選挙の得票率と声のトーンの因果関係を調査したデータによると『声の低い候補者>声の高い候補者』という結果になった
☑️ 男性の低い声は女性にとって男らしさの象徴
☑️ 女性は低音で語尾に力があり物事をはっきり言う男性を好む
☑️ 相手との距離を縮めたいときはささやき声を使うと親密度が増す
低い声は相手に届かない場合が多々ありますが、よりあなたの話を聞こうと集中します
なので、相手にじっくり話を聞いてほしい場合は低い声で話すと良いです
話すスピードが早いとデキる人を演出できる
ビジネスの現場でプレゼン、営業先で商品、サービスを売り込んだりするときなど説得力のある口調、雰囲気を演出したいときは早口でかつ言葉にイントネーションをつけて話しましょう
しかし、ただ早口で話せば良いということではありません
話すスピードは相手の年代によって変える必要があります
年齢をとるほど自分が感じる時間の経過はどんどん遅くなり実際の時間の経過の方が早く感じます
よくあなたの周囲の大人が「時間が経つのが早い」と言っているのはこのためです
なので年代の違いによる時間感覚を考慮し、50代ぐらいの人にはゆっくり話すことで良い印象を与えることができます
https://unpsymind.com/life-improvement/trusted-person/
上記の記事にて早口で話すことのメリットを記載しておりますので興味のある方は読んでみて下さい
男性は能力を褒める
どんな人でも褒められて悪い気持ちにはなりません
その場ではなんともないような顔をしているだけで心の中では喜んでいるのが大半です
しかし、男女で褒めるポイントは違います
ポイントを外すことで的外れな発言となり、相手に響かず反感をかってしまいかねないです
男性は能力を褒められプライドをくすぐられる言葉に弱いです
☑️ 男性の脳には狩猟本能の働きがあるので能力主義
☑️ 強さや成果、結果を褒めると喜びを感じる
☑️ 学歴や地位など褒めれば満たされた気持ちになる
多少わざとらしく褒めたところで相手もおだてられたとわかっていても喜びは隠しきれません
女性は行動を褒める
基本的に男性よりも疑い深いのが女性ですので能力を褒めたところで猜疑心を抱きます
なので相手の行動や行為そのもの、つまり結果よりもプロセスを褒めましょう
女性は結果よりも過程、行動を褒めましょう
☑️ 女性は家庭を内で支える役割が多いためコツコツと頑張っている姿を褒めましょう
☑️ 女性は共感を強く求めるため理解を示しながら褒めるのがコツです
美人など普段からちやほやされている女性は内面やまた違う角度から褒めていきましょう
あの人は本当の私をわかっている、私のいい面を引き出してくれるに違いないと思わせましょう
女性を褒めるときはその人が普段から何に関心を持っているかを知り、行動や仕草をよく観察しましょう
仕草で相手を魅了する方法とは
何故か色っぽく思えてしまう女性や動きが洗練されていてデキる人に見える人はあなたの周囲にいませんか?
仕草も立派なコミュニケーションの一つです
身のこなし方、手の動き、視線の動かし方などでも人の心を動かすことができます
それでは仕草による他人を魅了するテクニックを紹介していきます
相手と同じ行動で親しみを覚えさせる
気になる異性、会社の上司や取引先のキーマンといい関係を築きたい、好かれたいとあなたも思ったことがあると思います
相手から好かれたいと思うならミラーリングという仕草で親近感を覚えさせましょう
ミラーリングとは相手の言動やしぐさなどを鏡のようにマネることにより、相手に親近感を持たせたり好感を抱かせる心理テクニックです
相手の仕草をさりげなく真似るという行為が相手を受け入れているというサインになります
動作によって相手に共感している自分の感情を無意識に伝えていることになります
なので普段から相手の口癖や言い回し、口調を観察し真似ることで徐々に相手も心を開いてくれるでしょう
良好な関係が築けている者同士は仕草や姿勢など似ているものです
意図してそうなっているのではなく、あくまでも無意識にそうなっていきます
なので相手があなたの仕草、動作などを真似てきた場合にはあなたに好意的に思っているということになります
また、行動や言葉づかいを真似るというよりも、価値観や共通点、趣味や生活サイクルなどといった、偶然性の高いものが似ていることが、ミラーリングにとって重要といえます
まばたきをコントロールして相手を信用させる
まばたきは嘘をついているときのサインの1つになります
相手の言動に動揺して落ち着こうとしているときにまばたきは多くなります
また、相手にじっと見つめられたり、意表をつかれたときにも多くなります
まばたきが多いときは本能的に相手からの視線を避けたいという心理が働いています
まばたきが多いだけで疑わしく信用ならないという印象を受けませんか?
男性は嘘をついているとまばたきが多くなり、女性は嘘をついているときはまばたきが少なく相手をじっと見つめます
https://unpsymind.com/psychology-activity/difference-of-lie/
上記にて男女がつく嘘の違いをまとめました
男女の嘘の傾向を知っておくだけでも相手を操る判断材料になると思いますので興味のある方は見てみてください
相づちは人間関係を親密化する
相づちは話をする上で話す相手のペースをコントロールすることができる仕草です
話を真剣に聞いてくれるというサインになり共感を生むことにつながります
アメリカ・メリーランド大学の心理学者アロン・シーグマンは48名の女子大生を対象に相づちのタイミングについて実験しました
前半と後半で相づちの有無を変えてインタビューし、インタビュアーがどれくらい温かい人物だったかを調査した結果
☑️ 後半で相づちを打たなくなると冷たい印象を持つ
☑️ 相づちは途中でやめてしまうと評価を下げてしまうことになる
☑️ 会話中は相づちは最後までたくさん大きく打つことが大切
相づちを打って相手に対して「あなたの話を聞きたい」ということをアピールしましょう
相づちをうまく打てるようになると聞き上手になれます
なので、うまく相づちを打って「この人に話を聞いてもらうと気分がいい」と思わせましょう
信頼は相づちで勝ち取れますよ
右側は相手に安心感を与える
相手に近づくときは右側、左側のどちらから近づくか意識したことがない人がほとんどでしょう
実はあなたが相手の右側から近寄るだけで相手の警戒心が薄れます
人間にはどんなときも無意識に心臓を守ろうとする心理が働いています
そのため、心臓のある左側に立たれると人は無意識に圧迫感を感じてしまいます
初対面で仲良くなりたい相手がいる場合はなおさら左側から近づくことを避けましょう
仲良くなりたい相手は右側から近寄りましょう
☑️ 人間は無意識に心臓を守ろうとする心理が働いている
☑️ 多くの人の利き手は右なのでいざという時に手が使える右側が警戒心が薄れる
☑️ 慰安会などで上司にお酒を注ぐ場面は右側から近寄ると安心感を持たせます
頼りになる部下のことを「俺の右腕」と比喩するように右側から近寄ることで安心感、信頼感を与えることができます
逆に左側に立てば圧迫感を与えることができるので付き合いたくない相手や嫌われたい相手には常に左側から近寄ってみるのも1つの方法ですよ
見た目で相手の思考を惑わす方法
人は他人の性格や能力を見た目で判断してしまいます
特に初対面の場合は相手の情報を第一印象で判断するので常に見た目を整えておく必要があります
https://unpsymind.com/psychology-activity/first-impression/
上記にて第一印象がいかに大切な要素であるか記事にしていますので見てみてください
見た目を演出することは自分の印象を高めることにつながります
それでは見た目による他人の思考を惑わすテクニックを紹介していきます
笑顔には人を惹きつける効果がある
人に良い印象を持ってもらうためには格好だけではなく、表情も大切です
表情で好印象を抱かせたいのなら自然な笑顔を作れるようにしましょう
笑顔には人の気持ちを和やかにさせる効果があります
イギリス・アバディーン大学のリンゲン・マイルズ博士による男女3人ずつのモデルの写真を用意し、被験者男女40人に見せて反応を調べた結果
無表情の写真に比べ笑顔の写真は20倍もの注目度があった
☑️ 笑顔には人を惹きつける効果がある
☑️ 笑顔はその人だけではなく周囲にも伝染する
☑️ 笑顔は周囲の人を虜にできる
あなたも自然な笑顔を習得して周りの人を虜にしていきましょう
黒色を纏うことで存在感を演出できる
黒色というのはどんな場所でも用いられる色の1つです
しかし、埋もれてしまうような色ではありません
むしろ、どんな場所でも存在感を放つことができます
☑️ どんな場所でも存在感を放つことができる
☑️ 威厳や風格、重厚感を表現できる
☑️ 相手に対して威厳を示し、交渉でも有利に物事を進めることができる
黒色は社会的地位が高い人が着用しているイメージもあり、ある種の洗練された風格を示す色としても捉えることができます
青色を使いこなすものはビジネスを制する
青色は寒色系でクールさや冷静さのイメージを持ちます
色彩心理学的に見ても青色は気持ちを沈静させ、集中力を高める効果があります
また、青色を見ると体温が下がり、落ち着いた気分になるといわれています
なので、頭を使うことには適した色とされているのでビジネスにおいて定番の色です
☑️ 気持ちを沈静させ、集中力を高める効果がある
☑️ クリーンで挑戦する、信頼感のあるイメージがあると言われている
☑️ 服装に取り入れることで知的なイメージを与えることができる
ネクタイ選びにおいて青や水色は発言をマイルドにする効果があり、スムーズな人間関係を築くのに良いとされています
ビジネスを制するのであれば青色を中心としたコーディネートのセンスを磨きましょう
黄色は親密さを引き出すことができる
親密なやりとりでビジネスをスムーズにしたいと思っているあなたは黄色をポイントに服装に使っていきましょう
心理学的に黄色は人を明るくし、身近な親近感を与え人の心を解放的にする効果があります
そのため、コミュニケーションカラーと呼ばれています
黄色で見た目の効果を上げたいときに最適なシーンは初対面の人に会うときです
☑️ 人を明るくし身近な親近感を与え人の心を解放的にする効果がある
☑️ 黄色は打ち解けやすい雰囲気を作り出すことができる
☑️ 明るい色合いで相手を陽気にさせ口を軽くさせる効果がある
フランクな雰囲気を作ることで会話を広げ、たくさんのコミュニケーションや情報を得たいときに黄色を有効に使っていきましょう
まとめ
言葉、仕草、見た目を駆使して相手を操る方法について解説しました
テクニックしだいで生活のすべてがスムーズに回り出します
腕を磨き、人間関係を円滑にしていきましょう
https://unpsymind.com/values-change/unshaken-mind/