私たち人間にはそれぞれ個人が持つ”癖”があり、緊張やイライラしたりすると”仕草”として行動に表れます
心の動きというのは多かれ少なかれ身体や行動に表れるということです
人間の心を解き明かすために多くの学者たちが心理学の研究を行い、その中でも行動心理や分析学で題材となったのが「仕草」になります
人の心を視覚的に読むことができるのが”仕草”であり、仕草を読み解けば相手の恋愛傾向やある程度の感情、考えを予測できることができます
この記事では相手の仕草や癖から深層心理を読み解き、それぞれ仕草や癖ごとの恋愛傾向について紹介します
深層心理とは
『人の仕草は深層心理を表す』というのは仕草と心理が密接に関係しているからです
心理学と言っても実際には様々な領域があります
そもそも、深層心理とは一体何でしょうか?
深層心理とは心の奥深くで働く、本人でも気づかない心の動きのことであり、普段は意識されていない無意識の心理状態です
また、深層心理学とは「無意識」という領域の動きに注目して人間の行動を解釈する心理学のことです
自分自身で意識してコントロールできる部分を超えている出来事や感情には無意識が大きく影響しています
・ なぜか涙が出てしまう
・ なぜかイライラしてしまう
・ なぜか笑ってしまう
簡単な例として「夢」があります。自分で意識して見ることはできませんよね?
人が自分で意識できるものを超えた部分が「無意識」であり、深層心理学の分野で有名な心理学者”カール・グスタフ・ユング”は無意識には「個人的無意識」と「集合的無意識」があると考えました
恋愛傾向は個人的無意識であり、無意識にやってしまう癖や仕草にはその人の心理状態が隠されています
それでは、”仕草”や”癖”からわかる恋愛傾向について解説していきます
無意識の仕草から読み解く恋愛傾向
髪を触る
”髪を触る”という仕草は不安感を抱えていることの表れです
幼い頃、泣いてしまったときに親に頭を撫でられて安心した記憶はありませんか?
頭を撫でるという行為と髪を触るという行為は等しく、髪を触ることで自分を落ち着かせていると言えます
髪を触る仕草が多い人は恋愛において甘えん坊の傾向が強く、恋人に自分の悪いところを指摘されるとひどく落ち込んだり、ネガティブに考えすぎて「嫌われてしまった」と思い込んでしまうほど被害妄想が強い傾向にあります
このような人は叱られるよりも褒められることで頑張れるので、もしあなたの恋人や好きな人が”髪を触る”という仕草を頻繁にしていたら褒めてあげましょう
また、恋人が喜んでくれることは徹底的に尽くす性格であるのであなたにとって心強い存在になるでしょう
鼻の下を触る
”鼻の下を触る”という仕草は口元を隠すことと等しく自分の考えや感情を隠したいという表れです
また、鼻の下を触ることで自分が感じている緊張やストレスを和らげようとしています
このような仕草を多用する人は恋愛において感情表現や愛情表現が苦手で秘密主義な傾向にあり、無意識のうちに相手に自分の本心を悟られないようとしているわけです
何かに失敗したり、気まずい気持ちになっている時に鼻の下を触って安心感を得ようとしたり、誰かに褒められて恥ずかしい時も嬉しさや照れくささを隠すために鼻の下を触ることがあります
なので、相手がもし鼻の下を人差し指で触り始めたらその直前の会話を思い出して心理状態を特定すると良いです
・初デートで鼻の下ばかり触っている
→緊張と恥ずかしさを紛らわしている
・会話中にしきりに鼻の下を触る
→何か隠していて知られたくない本心がある
状況によって意味が異なってくるので注意して観察してみましょう
腕組みをする
”腕組みをする”という仕草は自分の体に触れることで安心感を得つつ、相手の意見に惑わされないようにシャットアウトしたいという心理が働いています
会話をしている最中に”腕組みをする”という行為は横柄にも捉えられますが、実は自分の思考に入り込もうとしているだけです
このような人は恋愛において自分の意志が強く、あまり周囲のアドバイスを受け入れません
また、恋人である相手のことも受け入れない傾向が強く「自分は自分、相手は相手」と割り切って考えています
独りでいることを好み、恋人とあまりべったりしたり、依存されたりすることを嫌います
唇を触る
”唇を触る”という仕草は愛情表現や欲求不満の表れです
唇といえば、キスをするところであり、キスや性行為などの快楽に直接繋がっている部分です
「唇を舐める」や「唇を軽く噛む」という仕草も同じ類であるといえます
このような仕草が多い人は男性も女性も欲求不満である可能性が高く、恋人との触れ合いやスキンシップが少なくなっていたり、キスをしたいと思っているときに自然と表れる仕草になります
恋愛傾向としては、好きな異性には色仕掛けで迫ったりと多少強引であり、キザなセリフを平気で言ったりとロマンチストな一面があります
指先で物を弄ぶ
”指先で物を弄ぶ”という仕草は現状に不満を感じていたり、批判的な考えを持っているときに表れる仕草になります
会話しながら目の前にある物を弄び、今の状況に退屈している自分、イライラを感じている自分に対して不満を抑えようとしている動作であり、貧乏ゆすりしているときと同じ心理と言えます
このような人はあまり恋愛が得意ではなく、相手の嫌なところばかりに目がいってしまいます
2人の関係のマイナスな部分ばかり気にしてしまい、何かとネガティブになったり否定的なことを口にしがちです
まとめ
人間の無意識の仕草、癖にはそれぞれ深層心理が隠されています
あなたの気になる人、好きな人がどのような仕草を多くしているのかこの記事を参考に観察してみてください
・”髪を触る”仕草が多い人 → 『不安を抱えやすく、尽くす』
・”鼻の下を触る”仕草が多い人 → 『秘密主義で恥ずかしがり屋』
・”腕組みをする”仕草が多い人 → 『意志が強く個人主義』
・”唇を触る”仕草が多い人 → 『欲求不満かロマンチスト』
・”指先で物を弄ぶ”仕草が多い人 → 『マイナス思考で恋愛下手』
上記に簡単に仕草別の恋愛傾向をまとめてみました
是非、参考にしてみてください