”ひとりで過ごす”ということは『友達がいない寂しい人』などネガティブなイメージがどうしてもつきまといがちですが、決して孤独というわけではありません
むしろ、最近は『ヒトカラ』や『1人焼肉』などあえてひとりで過ごす人が増えてきています
ひとりの時間を大切にしている人こそ充実した人生を歩めると考えています
この記事ではひとりの時間を大切にすると得られるメリットについて解説していきます
ひとりの時間が大切な理由
『ひとりの時間』というのは、自分のやりたいように過ごすことができる時間であり、ダラダラするのも、自分の好きなことを気が済むまで過ごすことができます
誰にも邪魔されず、『自分だけ』『自分中心』となる時間を楽しみ、客観的に自分を見つめ直すことができる大切な時間です
休日こそは仲の良い友達と遊んだり、恋人と過ごしたいという人もいるかもしれません。むしろその方が充実していると感じる人が大半だと思います
しかし、『ひとりで過ごす』ことには自分を向上させてくれる要素があります
・最近の自分の言動に対し反省する
・将来について真剣に考える
・自分にとって大切なことや価値観について考える
・他人では発散できないストレスを発散できる
自分自身の核となる信念を理解しようとする時間を持つことで自身の思考プロセスや考え方に対して洞察を深めることにつながります
他人と過ごしていると、ゆっくりと『ひとりで考える』という時間が設けれません
『ひとりの時間』というのは周囲からのノイズをシャットアウトして自分の中にある感情と対話できる貴重な時間でもあるのです
私たちには必ず『悩み』というものが存在します。むしろその『悩み』に対して深く考え、どのように問題を解決していくか、自分をしっかりと把握できる時間というのが『ひとりの時間』だと考えます
私が『ひとりの時間』にオススメするのが読書です。読書はリラックス効果がありストレスを発散してくれます。知的好奇心を満たす行為でもあり、読書を通して自分を高めることができます
https://unpsymind.com/values-change/intelligence-is-attractive/
ひとりの時間を大切にすると得られるメリット
常に自分を優先できる
ひとりの時間を過ごすことで常に自分を優先できます
他人と過ごしていると気を使ったり、他人の意見に対して受け入れる行為をしなければいけません
誰かと一緒にいても、自分の意見は変わらないと考えがちですが少なからず他人の影響は受けてしまいます
つまり、他人と過ごす時間が長いと自分だけで決めるのが難しくなっていきます
私たち人間は誰かの先入観から解放されるにはひとりで過ごすことがとても重要になっていきます
他人の意見や感想を聞く前に自分の考えを持つことで『自分が本当に好きなこと』や『自分が本当に欲しいもの』をしっかり把握することができます
例えば、友達と映画を観に行ったとします。友達がその映画に対して『面白くなかった』という感想を言えば、自分自身も『あまり面白くなかった』という感想を持ってしまいかねません
自分の素直な感想を持つことは楽しい時間を過ごせる可能性を高めるだけではなく、自分にとっての『楽しいこと』や『大切なこと』をより正確に把握することにつながります
https://unpsymind.com/values-change/how-to-wear-objectivity/
人間関係のバランスを保つことができる
ひとりの時間を大切にすることで人間関係のバランスを保つことができます
物事にはバランスが必要です。特に人間関係においてバランスはとても重要だと考えます
他人とのつながりは生きていく中で避けることはできません。避けることができないからこそバランスが大切です
距離感が近すぎると自分自身にストレスがかかりますし、むしろ孤立した状態だと不安傾向が高まります
私たち1人1人の『ひとりで過ごしたい時間』と『他人と過ごす時間』は異なります
『他人と過ごす時間』の割合が高いと、他人に対する依存傾向が高まり、『1人で過ごす時間』に対して『楽しくない、寂しい』といったマイナスな感情を抱くことが多くなります
『ひとりで過ごしたい時間』の割合が低いと、他人に対してイライラしたりすることが多くなりストレスが溜まってしまいます
他人との適切な距離感を保つことで恋人や友達との良好な関係は長く続くのです
人間関係のバランスを保つためにも友達と過ごしていた休日を自分だけの『ひとりの時間』にして自由に過ごしてみて下さい
https://unpsymind.com/psychology-activity/human-relations-improvement/
自立心が向上する
ひとりの時間を過ごすことで自立心が向上します
ひとりの時間を持つことで『他人に頼ること』と『自分で対処すること』のバランスを見つけることができます
むしろ、ひとりの時間が少ないと誰かの励ましや助けがないと何もできない自分になってしまいます
他人に頼りすぎると、うまく生活するためのライフスキルを自発的に学べない人間になってしまう恐れがあり、他人との依存関係から抜け出し、自立心を向上させるには『ひとりで何かやってみる』ことが大切です
他人に相談する前に自分で考える習慣を作り行動することで『自分の頭で考えて行動し問題解決できた』という成功体験を積むことができ、自信を生むきっかけにもなります
https://unpsymind.com/values-change/unexpected-way-of-life/
共感能力が育つ
ひとりの時間を過ごすことで共感能力が育ちます
ハーバード大学の研究によれば、他人から離れて過ごす時間を持った人の方が共感能力が育つそうです
というのも、ひとりの時間に自分の感情や心情と向き合うことで自分と他人を区別する能力が向上します
つまり、自分と他人を客観的に比較することが容易になり共感能力が育つのです
他人から一歩引いて『ひとりの時間』を持つことで他人と分かり合えるということですね
他人のありがたみに気づく
ひとりの時間を過ごすことで改めて他人のありがたみに気づくことができます
ひとりの時間が長くなればそれだけ孤独感を味わい、時間を持て余してしまいがちです
そんな時に友達と遊んだり、家族と一緒に過ごしてみると楽しく感じられます
特に親しい友達の近況報告や恋人と過ごす時間がよりあなたを育ててくれるでしょう
ひとりの時間を持つことで他人への感謝の気持ちが芽生え、もっと優しくしようという思いやりの心を持って他人に接することができます
ひとりの時間があるからこそ、友達や家族、恋人の存在をありがたく感じられます
まとめ
ひとりの時間が大切な理由と大切にすることで得られるメリットについて解説しました
誰にも邪魔されず『自分だけの自由な時間』を持つことで客観的に自分自身を見つめ直す機会になります
また、友達や恋人との良好な関係を保つためにも『ひとりの時間』を大切にしましょう。距離感が近すぎることでイライラしたり、ストレスが溜まってしまいます
あなたの能力を高めるためにも、人と接しない時間は必要です
https://unpsymind.com/values-change/lonely-time-enrichment/