自分自身を認めて満足することは難しいです
むしろ『自分が嫌い』や『自信がないから失敗を恐れて挑戦できない』と悩んでいる人が大半だと思います
そもそも私たちは普段生活していて、自己肯定感について深く考えることはないです
だからこそ、この記事を通して『自己肯定感』について深く理解し、あなたの自己肯定感を高めてください
自己肯定感を高めれば確実に人生を楽しむことができます。この記事では自己肯定感を高める方法について解説します
本記事の内容
自己肯定感とは
自己肯定感とは、自分自身を価値のある存在として肯定できる感情のことです。他人からの評価ではなく自分が自分自身をどう捉えているかによって決まる感覚であり、 自己肯定感は「自尊心」や「自己存在感」などと同じような意味として用いられることがあります
例えば、あなたが何かミスをしたとします。反省をしつつ次第にいつもの感情に戻り、再び普段通りの生活に戻ることができます
このように、何かしらネガティブな気持ちや反省した気持ちになったとしても”自己肯定感”が働くことで自分を許すことができるのです
しかし、過去に辛い経験があったり、過保護に育てられたりすると自己肯定感が十分働かない場合があります
自分を否定してしまう場合は、自己肯定感が低いところに問題があるわけです
自己肯定感が低くなる原因とは
過去の辛い体験や挫折
・ いじめ
・ 失恋
・ 仲間外れや悪口
過去に辛い体験やトラウマ、挫折などを味わった人ほど自己肯定感が低い傾向にあります
上記のようなことがあると自分自身が「嫌われている」と勘違いしたり、「価値が低い」と思い込んでしまい後ろ向きに考えてしまうため、自己否定が強くなってしまいます
さらに、他人から拒絶された恐怖感がなかなか忘れられず、何年たってもその過去を引きずってしまいます
自分に自信があっても進学や就職により優秀な人と出会ったり、自分が得意とする分野で思うような結果を残せなかったことで「自分は大したことがない」と卑下するようになる人も少なくありません
幼少期の周囲の大人たちの影響
・ 自分が好きなことをやらせてもらえない
・ 自分の意見を聞いてくれない
・ 向こうの都合で怒られた
生まれたばかりの子供には自己肯定感が低い子はいません
自分の育った環境や周囲の大人たちの言動によって、自己否定感が強くなり自己肯定感が低くなっている可能性が大いにあります
特に幼少期は良くも悪くも父親や母親の影響はものすごく強く、自分を受け入れてもらえないことが繰り返されると自己否定感が根付いてしまいます
家庭環境はその人の人格基盤になることが多いので、子供の頃に抱いた感情から大人になっても脱却できない人がたくさんいます
比較される場面の増加
・ 見た目
・ 成績
・ 給料
人は生きていると様々な場所で競争を強いられてしまいます
学校では勉強での成績や見た目などスクールカーストなどで周りから順位をつけられてしまいます
社会に出ると年収や職業、仕事の出来高、結婚の有無などによって自分の社会的ステータスを勝手にランク付けされることがありますよね?
いろいろな場面で他人と比較される機会が増えることで、子供のことは「自分ってすごい」と思っていた自信が成長するにつれて喪失されてしまいます
さらに、SNSの普及によって知り合いや友達の楽しそうな出来事や幸せそうな投稿を目にする機会が増えて勝手に比較して落ち込んでしまう人も多いでしょう
誰かが『結婚した』、『子供が生まれた』、『海外旅行に行った』、『恋人と楽しそうにデートをした』などという、自分が経験していない投稿を見るたびにネガティブ思考になりやすくなります
自己肯定感が高いと人生が好転する理由
自己肯定感が高いと何事に対しても積極的に取り組み、様々な体験を積み重ねていくことができます
その過程の中で、さらに自信がついていくので自分を受け入れ、他人をも受け入れていくことができるようになります
つまり、自己肯定感が高い人は学校の成績や仕事の業績が向上し、自分を大切にするだけではなく人への思いやりを持つことができてますます魅力的な人になっていきます
心理学的に言って「自己肯定感が高い人」は自分の欠点を認めつつ自分を受け入れ、他人に対しても優しく、そして前向きに生きている人です
決して威張る人ではありません。逆に極端に自己肯定感が低い人は人間関係を避けたり、チャレンジ精神が発揮されず成績や業績が低下します。ネガティブな思考であり、やけになって行動したりすることが多いです
自己肯定感を高くする方法
筋トレや運動を習慣化させる
筋トレや運動は頑張った分だけ筋肉量が増加し体格が良くなったり、身体が引き締まり外見がスマートになります
まさに、努力次第で自分の目で成果を確認できるため、成長した実感が気軽に得ることができます
自分の外見やルックスがみるみる変化することで自信がつくので自己肯定感が高まります
筋トレや運動後は筋肉痛になりますが、最初だけです。習慣になれば筋肉量が安定して筋肉痛もなくなり、基礎代謝が向上するのでダイエットにも有効です
筋トレや運動を習慣化すれば確実に自己肯定感が向上しますのでオススメです
https://unpsymind.com/life-improvement/exercise-happiness/
自分の良い部分を100個把握する
自己肯定感を高めるための近道はあなた自身、つまり自分を知ることです
自己肯定感が低い人ほど自分のことを知りません。特に長所や得意なことを知らないので、他人と比較して足りないものや欠点ばかり気になってしまうのです
自分のことを知らなければ自分を肯定しようがないです
自分の短所や長所、苦手なことや得意なことを把握して素直に認めることが重要であり、私がオススメすることは『自分の良いところを100個』把握することです
携帯のメモや紙に書いていつでも見れるようにしておきましょう
1日に100個も自分の良いところを書くのは大変です。なので、1日2個ずつメモしたり、紙に書いたりしてそれを100個出るまで続けていきましょう
自己肯定感が低い人はネガティブな気持ちになった時や、落ち込んだ時になかなか立ち直ることができません
なので、落ち込んだ時やネガティブになった時に『自分の良いところ100リスト』を見直すことで立ち直ることができます
定期的に断捨離する
定期的に断捨離を行うことで、自分にとって不要なモノが減り、おのずと部屋の中はすっきり片付いていきます
生活しやすくなり、暮らしの快適度が向上します
それだけではなく、今の自分には不要なモノと必要なモノを見極める中で、自分自身の価値観が把握できるようになります
また、断捨離はモノとの関係性を見つめ直すことを通して自分自身と向き合う行為でもあります
・ 今まで慌ただしい毎日の中で自分を雑に扱っていた
・ 毎日を他人軸で過ごしていて自分軸を大事にしていなかった
断捨離を通して『自分をもっと慈しもう』や『自分をもっと肯定してあげよう』と感じ、自分を愛すことにつながります
そして最も心理的に効果的なのが”ストレスが軽減され癒される”ことです
人間は情報の8割を視覚から得ています。いらないモノに囲まれていれば、それだけストレスを感じてもおかしくはありません
断捨離で今の自分が必要なモノ、今の自分が気に入っているモノだけに整えることで日常から感じるストレスが軽減され、お気に入りのモノに囲まれることで癒しの効果が期待できます
https://unpsymind.com/life-improvement/tidying-up/
感謝を言葉で伝えるようにする
自己肯定感を高めるためにかなり有効な習慣として”感謝を言葉で伝える”ことです
感謝と言われても『あまり感謝することがない』、『善人ぶるのはなんだか嫌だ』と感じる人がいると思います
しかし、感謝を言葉にして伝える方が圧倒的に得です
まず、感謝を言葉で伝えることでポジティブ思考になります。感謝する内容はちっぽけなもので構いません。言葉にして伝えることであなたのポジティブな気持ちを作り出してくれます
感謝する対象があり、感謝できる余裕が残っていることに気づくことであなたの心を最悪な状況から抜け出させてくれます
そして、感謝を言葉にして伝えることで人間関係の悩みを減らすことができます
私たちの悩みの大半が『人間関係』であり、人間関係をスムーズにすることができたら圧倒的に悩みが減ります
世の中には自分とは違った考え方の人やどうしても好きになれないタイプの人が存在します
苦手な人と距離を置けたら良いですが、そうはいかない時には「ありがとう」と一言伝えてみましょう
苦手な人、嫌いな人に感謝の気持ちを伝えるのは抵抗があると思いますが、勇気を出して伝えることであっさりとあなたの心の得体の知れないモヤモヤを晴らしてくれますよ
https://unpsymind.com/psychology-activity/human-relations-improvement/
まとめ
自己肯定感について、自己肯定感が高くなると人生が好転する理由について解説しました
なかなか胸を張って『今の自分が大好き!』と言える人は少ないかもしれません
ただ、自分を受け入れると言っても、『自分は大事だけど周囲の人たちの価値は認めない』や『他人を尊重しない自己中心的な考え』などがある人は決して、自己肯定感が高いわけではありません
周囲の評価で自分の価値観や考え方が揺るがず、自分らしさを大切にできるかどうかが自己肯定感が高い人ということです
あなたの人生を好転させるために、ぜひ上記の『自己肯定感を高める方法』を試してみてください