数年前まで平日は出勤まで寝て、休日は1日中寝腐るという毎日を送っていた私ですが、早起きを習慣にすることで変化したことがあります
「早起きは三文の徳」とはよく聞く言葉ですが、具体的な徳というメリットを知らないままにしていてはいつまで経っても行動しないと思い、この記事にて早起きのメリットを紹介していきます
それでは、私が早起きを継続して得たメリットとコツについて解説していきます
本記事の内容
早起きすることで得られるメリット
遅刻することがない
当たり前ですが、早起きをするので仕事や学校に遅刻することはなくなります
遅刻をすると仕事の段取りや業務に支障をきたしてしまい、他の人の迷惑になります
また、遅刻したことによる罪悪感により仕事のモチベーションが低下しますよね
何より、遅刻は人間関係を悪化させる要因になります
日本人は遅刻に異様に厳しいです。というのも、分単位で設定された通りの時間で電車が動き、遅れれば遅延証明書を貰いに多くのサラリーマンが群がっている光景をよく見ます
いつも時間に追われて急いで出勤するよりかはゆとりをもって出勤した方がメンタルにもよいです
自分の時間を確保できる
就寝時間を早め、早起きをすることで朝に自分の時間を確保できます。朝の時間は誰にも邪魔されない時間です
仕事などに行く前に何らかの活動を早起きして行うことを「朝活」と言いますが、朝に自分の自由な時間を確保するのは仕事終わりに何かをすることより生産的です
夜は仕事で疲れており、睡眠に時間を使った方がよいので朝活で趣味を行ったり、副業をしたり、スキルアップのための勉強を朝にした方が効率的です
脳を活性化できる
早起きをすることでバランスの良い朝食をゆっくり食べることができます
脳のエネルギー源はブドウ糖であり、ブドウ糖は炭水化物から生成されます。早起きをして時間があればご飯などの炭水化物中心にバランスの良い食事をとる事ができます
食事をしっかり摂ることで脳にエネルギーを補給することになり、内臓が活発に働くので身体全体が活動を開始し始めます
結果として、ギリギリまで寝ていて朝食を取らない人とでパフォーマンスの差が出てしまいます
高い集中力を発揮できる
脳は朝起きてから2時間の間に最もクリエイティブな力を発揮します
十分な睡眠をとり、朝食をとった後の30分間のゴールデンタイムは1日の中でも最も集中して物事に挑みやすく、自分をコントロールする力も高まっています
そして、朝食後の30分をピークとした集中力はそこから約4時間持続すると言われています
つまり、6時に起床した人なら11時ごろまで知的作業に向いた時間ということです
そのため、思考力が必要なことは朝にやるのが良いです
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メンタルが安定する
早起きすると自律神経の働きが整い、脳の働きやホルモンなどが正常になります
自律神経は人間の活動を支える大切なリズムであり、交感神経と副交感神経の2つにより心と身体のバランスをとっています
また、ギリギリの時間帯まで寝ていて朝の支度をすると遅刻をしなくとも必然的にストレスが溜まりますが、ゆとりを持って早起きすることでストレスフリーな朝を迎える事ができます
そして、朝日を浴びることで脳内物質であるセロトニンの分泌量が増加します
セロトニンが増加することで神経的に落ち着くのでうつ病対策にもなります
睡眠の質が向上する
早起きすると1日のリズムが整い、体内時計が狂って夜更かししてしまうことがなくなり必然的に早い時間に眠りにつくことができます
早寝早起きは睡眠の質を高めるための最初のステップであり、心身ともにスッキリした1日をスタートできます
そして早起きすることで太陽の光を浴びるとメラトニンという睡眠の質を高めるホルモンが合成されます
メラトニンは直接的に睡眠作用を持ち、体内時計に深く関係しており、睡眠の質を向上させるためには必須な脳内物質です
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充実感を味わうことができる
早起きをすることで朝の時間を有効に使って自分の好きなことができます
1時間早く起きるだけで自分の生活の幅が広がったり、普段できないこともできるようになります
朝早く起きて散歩に出かけたり、ゆっくり読書をしたりして今までやらないことをやると刺激的です
毎日変わらない日常を変えるには早起きして普段やらないことをやってみることがオススメです
そして、早起きをしたという成功体験は自己肯定感をUPさせることに繋がります
休日のほとんどの時間を睡眠にあてていた人は休日こそ早起きをするべきです
休日の時間の使い方は人生の幸福度に直結します。なので今まで休日はほとんど睡眠にあてていた人は休日こそ早起きすることをオススメします
https://unpsymind.com/life-improvement/happiness-money/
肌のトラブルを改善できる
早起きをするためには早く寝なければいけません
早く寝ることによって肌トラブルを改善することに繋がります
私たち人間は夜22時から深夜2時の間に成長ホルモンが最も出やすいと言われています
この時間に起きていることで成長ホルモンが分泌されず肌トラブルの原因になるのです
しかし、早起きするために早く寝ることで成長ホルモンを正常に分泌させることができ、代謝が良くなるので肌トラブルを改善することができます
早起きをするためにやめるべきこと
早起きするためには十分な睡眠時間の確保をしなければいけません
そのためには早く寝ることが必要です
早く寝るために寝る直前にやめるべきこととして下記の3つが挙げられます
・ TV視聴やPC、スマホの使用
・ 食事、カフェインやアルコールの摂取
・ 筋トレなどの激しい運動
寝る直前になぜこれら3つのことをやめなければいけない理由について解説していきます
寝る直前はTV視聴やPC、スマホの使用をやめる
寝る直前のTV視聴やPC、スマホの使用をやめることで早く寝ることができます
早く寝ようよしてもTVやスマホなどに見入ってしまうといつの間にか時間が経過してしまっていませんか?
色々考えたり、展開が気になったりして脳が興奮してしまい完全に目が冴えてしまいます
また、電子機器の画面からは「ブルーライト」という光が発せられています
ブルーライトは人間の目がとらえる光線の中で1番エネルギーが強く見続けていると確実に目が冴えてしまいます
さらに、メラトニンの分泌を抑えてしまうため寝るどころか身体が活動しなくてはいけないと勘違いしてしまいます
寝る直前は食事、カフェインやアルコールの摂取をやめる
寝る直前は食事、カフェインやアルコールを摂るのをやめることですぐに寝ることができます
まず、食事を摂ると消化するために胃腸が活性化するのでどうしてもお腹が空いた時は睡眠のリズムをうまく調整するアミノ酸である「グリシン」を多く含む食材をオススメします
就寝30分前に3グラムのグリシンを摂取したところ、朝はすっきりと起きることができて日中の作業効率も良くなったという研究結果があります
・エビ
・ホタテ
・イカ
・カニ
・カジキマグロ
これらを食事に取り入れることで夜はぐっすり眠ることができ、朝の目覚めがスッキリするでしょう
そして、カフェインには眠気をとる覚醒作用があり体に吸収されて約30分後に発揮されます
ぐっすり寝る時は避けて、昼寝などの短時間で疲れを取りたいときにカフェインはオススメです
最後にアルコールですが、睡眠の持続性を低下させてしまいます。脳の覚醒中枢を麻痺させることで催眠作用を発揮させますが、寝つきがよくなり深くなることも事実ですが、途中で目覚めやすくなることも事実です
なので、質の高い睡眠をする上ではあまりオススメできません
寝る直前は筋トレなどの激しい運動をやめる
程よい疲労感は睡眠の質を高めてくれますが、筋トレなどの激しい運動は逆効果です
というのも、筋トレなどの激しい運動は交感神経が副交感神経よりも優位になってしまい血管が収縮して興奮状態に陥ってしまいます
私たち人間は入眠時に少しずつ体温低下が起き眠りにつくのですが、筋トレなどの激しい運動をすることによって体温が上昇しメラトニンが分泌されなくなり眠れなくなります
身体をリラックスさせるストレッチやヨガなどはむしろ睡眠の質を上げることなのでオススメです
早起きのコツ
朝と夜の時間の使い方を把握する
まずは自分の時間割を把握するために紙に書き出してみましょう
・7:00 起床し、準備する
・8:00 家を出発する
・9:00 出社する
・19:00 仕事、残業など
・20:00 帰宅して夕飯や入浴、TV、youtube視聴
・0:00 就寝する
一般的な時間割としては上記のような感じだと思います
紙に書き出したら「時間を無駄にしているところはないか?」「朝にシフトできるものはないか」を考えてみましょう
起きる時間を決める
人間は自分が起きたい時刻に起きられるという能力を持っています
これは自己覚醒能力といい、何時に起きたいのかを強く思い描くだけで起きたい時刻に起きることができます
何時に起きるか意識するだけで体内時計を調整する機能が備わっているのです
起きてからの2時間は最も集中できます。なので朝に自分の自由時間を2時間確保することがベストです
今まで起きていた時間より2時間早く起きて自分のやりたいことをするのが良いでしょう
自分の適切な睡眠時間を把握する
自分にとって適切な睡眠時間を把握することは就寝時間を決めることに繋がります
例えば睡眠時間が7時間の人は夜22時に寝る必要があり、8時間の人は夜21時に寝る必要があります
逆算して自分が寝不足感なく生活できる適切な睡眠時間を把握し、自分の睡眠時間がわかったら起きる時間に合わせて寝る時間を設定しましょう
補足として、6時間以上寝ないとほとんどの人は睡眠不足の状態を感じてしまいます
睡眠時間を削ってまで早起きするメリットはないので必ず6時間は睡眠を確保しましょう
夜のルーティーンを決める
自分の睡眠時間を把握したら寝る時間から逆算して夜のルーティーンを決めてしてみましょう
例えば夜22時に寝る場合には寝る1時間前の21時からのTV視聴、PCやスマホの使用をやめて読書やストレッチ、瞑想などをするのがオススメです
夜のルーティーンを読書にする人に読んでほしい記事🔽
https://unpsymind.com/values-change/reading-merit/
夜のルーティーンを瞑想にする人に読んでほしい記事🔽
https://unpsymind.com/psychology-activity/mindfulness-meditation-method/
さらに言えば、21時までに夕食や入浴を済ませる必要があります
すると今までダラダラと過ごしていた時間を有意義に過ごすことができます
どうしてもやりたいことがあるときは早起きをしてから朝の集中力が高い時間帯にシフトした方が効率的で良いですよ
まとめ
早起きをすることで得られるメリットを8つ紹介しました
早起きは最もシンプルな成功法で自身の成功体験になります
この記事を参考にして夜型のライフスタイルから朝型のライフスタイルに変えていってはいかがでしょうか?
最初はきつくても1ヶ月後には健康的な生活を取り戻し、何事にも精力的に取り組めるようになっているでしょう