● ストレスと向き合いたい
● 心に余裕がない
● 幸せを感じやすくなりたい
あなたはストレスに悩んでいませんか?
ストレス社会という現代に生きる限り私たちにとってストレスは身近な存在です。たくさん抱え込むことで身体的にも精神的にも病気を引き起こしてしまう原因の1つになります
しかし、ストレスを完全になくすことは不可能です
だからこそ私たちはストレスとうまく付き合っていく必要があります
今回紹介する内容は応用心理科学者である青砥瑞人さんの『HAPPY STRESS』の一部分です
それでは解説していきます
本記事の内容
ストレスは悪なのか?

ストレスと聞くとどうしてもネガティブな印象が頭に浮かぶと思います
もちろん、ストレスは私たちを苦しめる原因であるのは間違いない事実です。しかし、全ての物事においてストレスがネガティブなものと考えるのはよくないのです
ストレスには良い面もあります。というのもストレスがかかることで集中力やパフォーマンスが向上します
仕事をしていて締め切りが近づくにつれて生産性が上がり、期限までに間に合わせることができたという経験により達成感を味わったことはありませんか?
苦難に立ち向かい挑戦し続け、挫折や失敗を繰り返すがあきらめずにやりとげることで感動が生まれます
やりとげる過程において多大なストレスが加わっています。つまり、ストレスがあるからこそ感動が生まれるということです
逆にいえば、ストレスなくして得たものは感動にはならないでしょう。脳内に強く刻まれることもありません
ストレスは私たちを大きく成長させてくれるものです
学びが促進され、さらに成長することができるのはストレスによる恩恵とも言えるでしょう
ダークストレスとブライトストレス

『ダークストレス』とはメンタルに悪影響を及ぼすストレスのこと
『ブライトストレス』とは生産性を高め成長を促し幸せに貢献するストレスのこと
ストレスには上記のようにダークストレスとブライトストレスに分けることができます
ダークストレスは私たちを悩ませたり、苦しませたりするストレスのことでうつ病の原因となるものです
それに対して、ブライトストレスは成長や幸せに貢献してくれるストレスのことです
先ほども述べたように苦難に立ち向かった先に感動や達成感を得ることがありますが、その過程でのストレスはブライトストレスに分類されます
つまり、ダークストレスを避けてブライドストレスを味方につける必要があります
それでは、ダークストレスを和らげる方法について紹介します
ダークストレスを和らげる方法
心理的安全性を確保する

強いストレスを感じたとき、何度も頭の中で思い出した経験はありませんか?
不安になり心配事を気にかけ続けることで自分のエネルギーを消耗しさらに不安に駆られてしまう悪循環が永遠に続く感覚です
誰しもが一度は経験していると思いますし、今でも経験しているのではないですか?
この悪循環を断ち切るには心理的安全性を確保しなければいけません。つまり、ストレスを感じるものから心理的にも物理的にも逃げられるような自分の居場所を見つけなければいけません
私自身の個人的な安全地帯としては静かな場所を探して本を読んだり、瞑想を行ったり、朝に散歩をしたりしています
どうしても忙しい毎日をおくってしまいがちな現代人にとってこのようなリラックスできる時間を1週間のうち1日でもおくってみてほしいものです
ストレスが溜まったら森林浴をすることをオススメします。副交感神経を活性化させリラックスすることができます

運動習慣を身につける

運動がストレス解消効果があるのは多くの人が知っている事実であると思います
運動をすることでストレスを緩和させてくれるエンドルフィンやセロトニンを分泌させることができます
また、運動をすることで脳は他のことを考える余裕がなくなり、ストレスを感じた出来事を思い出すことに脳の回路が使われなくなります
運動も良いですが、特にオススメなのが筋トレを習慣化することです
私も筋トレをかれこれ3年ほど継続しており、今では習慣となっていますが圧倒的にポジティブ思考になり精神が安定したと感じております
嫌なことを思い出すことでまたストレスを感じてしまいます。なので考える余地をなくすために筋トレがオススメです。筋トレにはストレス解消効果もあります

ブライトストレスを味方にする方法
新しいことに挑戦し学んでみる

何か新しいことに挑戦し学ぶ時はものすごく脳が疲れた感覚になりませんか?
この脳の疲れこそブライトストレスであり、私たちの成長に欠かせないストレスです
私たちの脳は使えば使うほど情報の伝達速度が速くなります。ミエリン鞘と呼ばれる神経細胞が太くなって成長し、脳の情報処理に使うエネルギーを最小限に抑えることができます
つまり、何か新しいことに挑戦すること。筋トレも同様にすればするほど筋肉が肥大化しますよね?
脳を疲れさせれば疲れさせるほど鍛えられて新しいことでも理解できるように成長します
新しいことに挑戦する過程で脳は鍛えられます。失敗してもそこから学ぶことができたり、結果がうまくいけば達成感を味わうことができます
好きなものに囲まれる

勉強も仕事も興味が薄れてしまうとやる気をなくしてしまうものです。これにはドーパミンという脳内物質が深く関わっており、脳はドーパミンを抑制してしまう機能があります
好きなものに囲まれることでβエンドルフィンとエンドカンナビノイドが脳のドーパミンを抑制してしまう機能を弱くしてくれるおかげで集中力を維持できるようになります
具体的には好きな食べ物を食べたり、好きな音楽を聞いたり、好きな空間にいることによって分泌されます
私の場合は静かな環境で作業することを意識しています
つまり、勉強や仕事など雑音が多い場所で行うことでダークストレスになりどんどん蓄積されていきます
好きなものに囲まれることや静かな環境で行うことでブライトストレスに変わりストレスが低減しパフォーマンスが向上します
どうでもいいものをなくし、好きなものに囲まれるだけでストレスが低減し作業効率がUPします
【結論】ストレスを味方につけることで脳が成長する

ストレスには良い側面と悪い側面があり、完全になくすことはできません。なので、正しく付き合うことが大切です
そもそも、私たちの脳はネガティブなものが気になってしまう構造にあります。これは大昔から命に関わるようなネガティブな情報には敏感でなければならないと脳に刻み込まれたものです
つまり、ストレスは危険を回避するために必要なものであり、ネガティブな情報に反応しやすいのは人間の本能です
この事実を知ってストレスを受け入れ、どのようにしてストレスを味方につけるかということが大切になっていきます
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