運動する理由を”ダイエット”だけに絞るとだいたい継続できなかったり、すぐにリバウンドしてしまいます
私も最初は減量目的で始めた運動ですが、今となっては筋トレなどの運動を心から楽しんでいます
結局、私たち人間はいずれ老いてしまい死んでいきます。これは逃れられない事実であり、それまでの時間は精一杯楽しんで過ごしたいですよね?
そして、人生を楽しむときに最も大切で土台となるのが『健康』です
健康であり続けるために運動をするわけで、健康的で身体の調子が良いとそれだけでメンタルが安定し幸福度が上がります。さらに病気のリスクを減らすことができるためお金や身体の心配事が減ります
脳も健康的になることで頭が良い状態を保つことができ日々の生産性を高めることや人付き合いもうまくいくわけです
これを実感しているからこそ私は運動を継続でき、今でも継続しているわけです
この記事では運動を継続することで得られた人生を根底から変えてしまう”運動の魅力”について解説していきます
人生を好転させる運動の魅力
まず、運動には様々なメリットがあり多くの研究で証明されています
運動を継続するとダイエットに良いだけではなく、心血管疾患や脳卒中、糖尿病などの病気のリスクを低下させることにもなります
https://unpsymind.com/life-improvement/movement-merit/
さらに、運動をするとなんとなく気分が良くなることがあります。おそらく運動をやり終わった後に感じたことがあると思います
そして、日常的に運動をする人は幸福であるという研究があります
・運動をするグループは1ヶ月の間に『気分が優れない』と感じる日数が、運動をしないグループに比べて平均1.49日(43.2%)少ない
・すべての運動は精神系の病気にかかるリスクを減らす効果がある
・運動を行うグループは、運動をしないグループより年収が約273万円低くても心理的な幸福感は同じレベル
実際に運動することで幸福物質と呼ばれる『ドーパミン』や『セロトニン』が分泌され幸福感に満たされます
運動によって私たちのパフォーマンスは圧倒的に向上し幸せになれます。むしろ運動してデメリットは存在しないほどです
さらに、運動を行うと分泌される物質として『成長ホルモン』『BDNF』『テストステロン』があります
これらの物質は私たちを若々しく、そして脳のパフォーマンスや気分を改善してくれます
『成長ホルモン』は傷んだ細胞を修復し、新陳代謝を活発にして新しい細胞に入れ替える役割があり、疲労を回復し免疫力を高め骨や筋肉を強化し若々しい身体を維持する効果があります
『BDNF』は神経細胞の発生や成長、維持、再生を促進させる脳由来の神経栄養因子であり、記憶中枢である脳の海馬に多く発現し、その濃度が高いほど記憶力や学習能力が向上します
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『テストステロン』は筋肉や骨を強化し男性機能や性欲、やる気や自信、積極性や闘争心を向上させる効果があり、ビジネスでの成功と密接に関係していると様々な研究によって明らかになっています
運動不足であることのデメリット
厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成28年)によると運動習慣のある人の割合は男性で35.1%、女性で27.4%であり、日本人の約7割には運動習慣がないという結果が明らかになりました
日本の危険因子別の死亡原因によると『運度不足』は第3位であり、『喫煙』や『高血圧』の次に高い割合になります
多くの人は「運動は健康に良い」、「運動不足は健康に悪い」と把握しているはずです
なのに習慣化しないのはあまり運動不足のデメリットについて知らないのではないでしょうか?
漠然として「運動不足は健康に悪い」と感じているだけだと思うので運動による健康への効果を解説していきます
・心臓疾患を27〜60%減少
・すべてのがんリスクを30%減少
・糖尿病を58%減少
・認知症を30〜50%減少
たった週に1〜2時間程度の運動でほとんどの生活習慣病のリスクを30〜60%も減らすことができます
死亡率に関しても、軽度の運動をするだけで30%も減少し、たまに強めの運動を取り入れ週150分の運動をすると死亡率が50%も下がったという研究結果もあるほどです
つまり、運動をすれば病気で死ぬ確率を50%も減らせます
逆に言えば、運動不足の人は病気になる確率を2倍近くまで高めるリスクを背負って生活していると言うことであり、運動不足は死ぬほど健康に悪いのです
さらに、運動不足であることはうつ病になるリスクを44%も高めます
運動の種類について
有酸素運動
簡単に言うと『呼吸をしながら行える運動』になります
・ ウォーキング
・ ジョギング
・ 水泳
・ 自転車漕ぎ
有酸素運動を行うと『BDFN』や『成長ホルモン』が分泌されます
BDFN(脳由来神経栄養因子)が分泌されると脳が活性化し頭が良くなり、成長ホルモンが分泌されることで筋肉や骨を鍛え、基礎代謝を高めるなど身体的機能の基盤を作り上げる効果があります
脂肪燃焼するときには有酸素運動をすることをおすすめします
しかし、長時間の有酸素運動が必要なのでダイエットの成功した将来の自分の姿を想像しながら気合いと根性で楽しんで継続する必要があります
『呼吸しながら行える運動』
☑️ 分泌されるホルモン
・BDNF
・成長ホルモン
☑️ 大きな効果
・脳を鍛える
・感情の安定化
☑️ ダイエット効果
・脂肪燃焼
☑️ 所要時間
・長時間
無酸素運動
簡単に言うと『息を止めて行う運動』になります
・ 筋トレ
・ ダッシュ
・ ウェイトトレーニング
無酸素運動である”筋トレ”を行うと『テストステロン』というホルモンが分泌されます
男性ホルモンである”テストステロン”は筋肉や骨を強化し、男性機能や性欲の向上、やる気、自信、積極性、闘争心を向上させます
さらに、ビジネスの成功とテストステロンは密接に関係していると研究によって明らかになっており成功者は皆、多忙な中筋トレを継続しています
筋トレを長時間することはあまりおすすめしません。短時間で高負荷で行うことをおすすめします
『息を止めて行う運動』
☑️ 分泌されるホルモン
・テストステロン
・成長ホルモン
☑️ 大きな効果
・身体を鍛える
・筋力アップ、骨の強化
☑️ ダイエット効果
・基礎代謝UP
☑️ 所要時間
・短時間
有酸素運動と無酸素運動のどちらを先にやれば良いのかと言うと『無酸素運動である筋トレが先であり、有酸素運動が後』になります
まず、強めの筋トレを行うと30分から1時間ほど成長ホルモンの分泌が続きます
なので、有酸素運動の前に無酸素運動である筋トレを行うことで脂肪燃焼効果が期待できます
有酸素運動だけを行った場合ば20〜30分継続しないと十分な成長ホルモンが分泌されないので、『筋トレ+有酸素運動』の2つの運動を組み合わせましょう
私が13kgの減量に成功したのもこの組み合わせを継続したからです。筋トレを行い、その後にプールで泳ぐことを継続しました
女性や高齢者にも筋トレが必須な理由
筋トレは決して男性だけが行うものではありません
むしろ、女性や高齢者ほど筋トレを継続した方が良いです
女性は女性ホルモンの影響もあって筋肉が作られづらいです。つまり筋肉量が少なくなりがちであり、筋肉量が少ないと「冷え性」の原因になります
女性の7割が「冷え性」の悩みを持っていると統計で出ており、「冷え性」の根本的な原因は筋肉量が少ないためです
人間の基礎代謝のうち、40%は筋肉が占めています。筋肉は身体の中でも最も熱を産生する部位であり、筋肉量が少ないと熱産生が少なく「冷え性」になりやすいという訳です
また、筋肉が少ないと基礎代謝も低くなり摂取カロリーを燃焼できなくなります。なかなか体重が減らないからといって厳しい食事制限をすると、筋肉がエネルギーとして使われてしまい、さらに冷え性を防ごうと脂肪を蓄積しようとします
そうすると「太りやすい身体」や「リバウンドしやすい身体」になってしまいます
女性の多くはダイエットを成功させたいと思っています。なのでダイエットを成功させたければ筋肉をつけて基礎代謝を高めることが必要です
筋トレは老若男女問わずメリットばかりです。まずは簡単なスクワットから始めることをおすすめします
まとめ
運動は圧倒的に人生を幸福にしてくれます。私自身も13kgの減量に成功したお陰で以前と比べて明らかに人生を充実させています
これから運動をする人には事前に予備知識として把握してほしいことをまとめてみました
運動を継続し健康的であるということは必然的に人生の幸福度を向上させ、あなたの生活の質を高めてくれます
人間はいずれ老いてしまい”死ぬ”という事実があります
それまでの時間は精一杯楽しんで過ごすためにも最も大切なものは『健康』です
是非、運動を継続させて得られる幸福感、メリットについて肌で感じてみてください
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