あなたは勉強の成績が上がらない、目の前の作業に集中できないと悩んでいませんか?
実は集中力と姿勢は密接に関係しており、姿勢が悪いと集中力は続かないようになっています
・ 成績が悪い子は姿勢の悪い子が多い
・ 成績が良い子は姿勢の良い子が多い
実は姿勢と成績には深い相互関係があります
この記事では悪い姿勢が及ぼす影響と高い集中力を維持するために気をつけることについて紹介していきます
姿勢の悪さが及ぼすこととは?
・学校の授業中
・勉強しているとき
・オフィスワークで1日中パソコン作業
上記のような時はどうしても姿勢が悪くなってしまいがちです
足を組んでいたり、猫背になっていたり、あなたの姿勢が無意識に崩れていた場合、意識的に改善していかなければ高い集中力を維持して作業や勉強に取り組むことは不可能になっていきます
集中力の源であるウィルパワーは前頭葉で作られますが、前頭葉のエネルギー源というのはブドウ糖と酸素です
脳にブドウ糖、酸素の2つのエネルギーを送る役割をしているのは血液なので姿勢が悪いと血液の循環が悪くなります
悪い姿勢で集中力を維持しようとすると…
・ 脳は通常よりもブドウ糖と新鮮な酸素を必要とする
・ 姿勢が悪いことで血液の循環が低下する
・ 新鮮な酸素の供給が減る
あくびやボッーとしてしまい集中力が低下してしまう
姿勢が悪いことで集中力の低下だけでなく、目の疲れ、肩こり、頭痛、腰痛に悩まされる結果となります
東京大学の池谷祐二准教授によると、集中力は姿勢と筋力が密接に関係しており、人間は姿勢が悪いとそれだけ余分な筋力を使ってバランスを保とうとしてしまい、そのため体の背骨や骨盤などの様々な部位への負担が増え、全身へのストレスが増加するそうです
悪い姿勢が集中力の低下だけではなく、身体機能の低下やストレスの要因につながります
高い集中力を維持する姿勢とは
姿勢を正すことは集中力を高めるためにとても重要です
姿勢が良くなると、前頭葉の機能が活性化される効果があり、横隔膜などの呼吸に関する筋肉が正常に働き、前頭葉に多く酸素が送り込まれるようになります
☑️ 顎を引いて頭は首の上に乗せる
☑️ お尻と腰を直角にする
☑️ 両膝をつける
☑️ 足の裏を床につける
上記の4つのポイントを常に意識し続けることは非常に面倒ですが、一日に何回か正しい座り姿勢を思い出し、座り直してみる習慣をつくりましょう
また、最も合理的に全身に力が分散され、血液が阻害されず集中力を維持する理想的な姿勢なので意識してみることをオススメします
立ち上がるだけで脳がクリアになる
人は15分以上座っていると認知能力も集中力も低下して作業効率が落ちていきます
また、1日に6時間椅子に座る生活を続けていると、日常的に運動をする習慣を持っていいたとしても1日3時間しか座らない生活の人に比べ、15年以内に死亡するリスクが40%増加します
現代は最も座っている時間が長い生活スタイルとなっており、立ち仕事中心の暮らしをするのは難しいです
仕事中はデスクから離れられず、部屋から出にくい状況の人がほとんどのはずです
なので上記のリスクを回避する方法として15分に1回のペースで椅子から立ち上がることです
立ち上がることで新しい刺激が脳に伝わり、集中力を維持させる効果が得られます
立っている時は座っている時に比べて認知能力や集中力、判断力も大きく上昇することが研究で明らかになっているため、少なくとも15分に1回は立ち上がりましょう
まとめ
時間をかけずにその場で集中できる方法が「正しい姿勢」です
姿勢を気をつけるとともに、少なくとも15分に1回は立ち上がりましょう
特に素早い判断や思考が必要な場面では立ったままの方が有効です
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