価値観の洗浄

脳が疲れる『脳疲労』の正体とは!?脳疲労の原因と回復法

 

私たちは仕事や人間関係をはじめ、テレビやインターネット、SNSから常に過剰な情報を受け取っています

 

絶えず情報を処理している脳は疲労を溜め込んでしまい、脳疲労に陥ってしまいます

 

情報社会に生きる私たちにとって脳疲労を解消させることは覚えておきたい必須知識です

 

この記事では脳の疲れである『脳疲労』の原因と、その回復法について解説します

 

 

脳疲労の正体とは

 

まずは、解消法を学ぶ前に脳疲労について詳しく知っておく必要があります

 

脳疲労とは脳が処理能力を超える無理をしたためにパンクした様な状態であり正常に機能しなくなっていることを言います。

脳疲労に陥ると思考力が低下し、体調にも悪影響が及びます

 

さらに、科学的に解説すると「理性」が「本能」を抑えすぎたため脳機能や自律神経に狂いが生じてしまうことをいいます

 

脳は多くの情報に基づき、身体のあらゆる箇所に様々な指令を出し続けています

 

さらに詳しく言うと、体温や血流、呼吸をコントロールしてベストな状態に保ち続ける指令を出しているのが脳であり、その脳にも役割があります

 

・ 大脳新皮質:言語や理論を理解する知性の部分

・ 大脳辺緑系:本能的な欲求や感性を司る部分

 

通常の脳は上記の両者が互いに情報を伝え合って自律神経や食欲をコントロールしています

 

しかし、仕事で働きづめの毎日を送ると「本当は休みたい」と言う本能に対し、「働かなければいけない」と言う理性が指令を出してしまい相互の情報交換ができなくなります

 

矛盾した指令を受け続けた脳は異常をきたし始め、自律神経や食欲を制御できなくなり脳疲労が起こってしまいます

 

脳疲労に陥る原因

 

・ 睡眠不足

・ 情報量が多い画面を注視し続ける

・ 人間関係のストレス

・ お金に関しての悩み

・ 将来や人生設計の不安

 

上記が脳疲労を起こす原因となります。その中でも最たるものがストレスです

 

現代社会において普通に暮らしていて脳の疲労を回避することは難しいです

 

重要なのは身体の疲労と同じく溜め込みすぎる前に回復させれるかということであり、健康な人でも起こりうる可能性が高いです

 

まずはあなたの脳疲労度はどれくらいのレベルか把握しておく必要があります

 

脳疲労度チェック

□ 最近あまり食事を「おいしい」と感じない

□ 夜中や早朝に目が覚めてしまう

□ 理由もなく不安になったり無気力に感じたりする

□ 特別身体を動かしたわけではないのに疲れる

□ 何かに集中すると長時間のめり込むタイプ

□ よく便秘になってしまう

□ なぜかイライラしたり気持ちが沈んだりする

□ 自分の仕事は残業してでもやり遂げる

□ 頭がぼんやりして考えがまとまらない

□ 物忘れがだんだんひどくなってきた

□ カフェインや栄養ドリンクで疲れを吹き飛ばす

 

上記のチェックリストに多くのチェックがつけばつくほど脳疲労度が高いです

 

1つでも当てはまってしまう場合、脳疲労が起こる恐れがあります

 

また、上記のチェックリストの中で5つ以上当てはまっていた場合は脳疲労が起こる一歩手前まで近づいています。そして、8つ以上当てはまった場合はすでに脳疲労の状態になっている可能性が高いです

 

自分では脳が疲れているという状態は気づけないことが多いです。意外と自分にも起こり得ることだと把握しておきましょう

 

体調が優れない場合はすぐに医師に相談することも大切です

 

 

脳疲労の具体的な症状

作業効率が低下する

 

脳疲労は脳が疲れている状態です

 

頭がボーッとしたり、知的パフォーマンスの低下が起こります

 

いつもより作業や勉強が捗らなかったり、仕事のモチベーションが低下していると感じた場合は脳に疲労が蓄積している証拠です

 

大阪市立大学の特認教授であり医学博士の梶本修身氏によると、脳疲労の目安となるものが『飽き』という感情であり、『飽き』というのは「限界だから休ませて」という脳の悲鳴のサインであり、無理に続行することで脳疲労がさらに悪化する恐れがあります

 

デスクワークを長時間していると作業に飽きを感じ「もうやりたくない」と思うはずです

 

仕事や勉強をしていて「飽きてきたな」と感じたときは無理に続行せず、休憩をとったり、別の作業に切り替えて脳を休ませることが大切です

 

五感に異常が出始める

 

脳疲労によって五感に異常をもたらすことがあります

 

脳は全ての感覚に関わっており、脳と五感は密接な関係にあります

 

五感は外界の情報や生命を脅かす危険をキャッチする重要なセンサーの役割を果たし、五感で得た情報は瞬時に脳へ送られ指令が下されるようになっています

 

脳が疲れていると、五感が鈍くなったり、逆に五感が鈍ることによって脳の疲れを引き起こしたりと五感は脳の疲れに影響していきます

 

脳疲労によって味覚が麻痺することで食事の満足感が減り、過食になってしまい最悪の場合は動脈硬化や高血圧などの生活習慣病に繋がります

 

普段と感じ方が違うと思ったら、脳に疲労が蓄積し始めているサインかもしれません

 

 

身体に異常が出始める

 

脳疲労は慢性的な肩こりや腰痛、目の疲れなど身体的症状を引き起こすことがあります

 

また、うつ病や認知症を招くことがあり、特に不眠症と認知症には密接な関係があるので脳疲労から不眠症を発症してしまい、うつ病や認知症にかかってしまうケースが多いです

 

脳疲労という言葉は病名ではなく、あくまで状態です

 

この時点で改善することができればすぐに健康な状態に戻ることができますが、うつ病や認知症は病気であり、発症してしまうと回復までに長い時間が必要とされ、日常生活に悪影響を及ぼしてしまいます

 

なかなか治らない身体の痛みや異常、過度なストレスによる脳疲労が起きている可能性を踏まえ、あらかじめ専門医に相談することをオススメします

 

 

脳疲労の悪影響について

認知症につながる

 

脳疲労の状態では脳の神経細胞に不要な物質が蓄積されてしまい、炎症が起きている状態になり、脳細胞を死滅させてしまいます

 

このことから記憶機能に障害が起こる危険性が高まり、記憶に関係する神経伝達物質の働きも低下してしまい、認知症に繋がります

 

ど忘れの段階であれば、まだ認知症ではないので安心ですが、認知症になると記憶そのものがない状態にあるので脳疲労を放置していると脳の老化の原因になり、普通の人より早く認知症を発症しやすくなってしまいます

 

脳疲労は情報社会と呼ばれる現代で比較的若い人でも起こり得ます

 

 

肥満になりやすい

 

脳疲労になると五感を鈍らせてしまい、食欲をコントロールしている部分に異常が起きます

 

そうすると、味覚が人より鈍感になり食欲を抑えることが難しくなります

 

糖分や塩分などを過剰に摂取してしまうため、肥満になりやすい食べ物を余計に食べてしまいます

 

また、脳疲労状態では身体に気だるさを覚え、やる気もあまり出ないため運動をするという気分になれません

 

そのため、消費されるエネルギーが摂取エネルギーより少ないため、どんどん太って行きます

 

肥満の人は脳疲労状態である可能性が高く、お腹が空いていないのに食欲に我慢がきかず食べてしまっているということです

 

 

過労死のリスクがUPする

 

脳疲労は真面目で責任感が強く頼まれたら断れずに自分1人でやり遂げようとするようなタイプの人に起こりやすいです

 

デスクワークなどでは身体の疲れを感じにくく、長時間集中してやっても平気だと思い込んでしまいます

 

無理をして仕上げた仕事が成功したり、評価されたりすると達成感と次の仕事への意欲を得てしまいます

 

この達成感や意欲が疲れをかき消してしまい、疲労を感じさせなくしてしまいます

 

自律神経は年齢とともに衰えて行きます。若い頃に休みなく働いて評価されてきた経験をしている人は、その頃と同じように仕事をしていると自分自身の疲れに気づくことが難しいです

 

昔の経験に基づいた自信から「もっと働ける」という意欲が逆に身体を壊していきます

 

 

脳疲労の回復方法

睡眠の質を向上させる

 

脳疲労を回復させるのに最も重要なのが睡眠です

 

睡眠は脳の休息と言われており、睡眠の質を改善すれば脳疲労の回復が期待できます

 

寝る前にしてしまいがちな行動としてスマホを見てしまうことがあります

 

人は「日光を浴びると覚醒し、夜になると眠くなる」という睡眠のリズムがあります

 

これにはメラトニンというホルモンが関係しており、強い光を浴びると分泌量が減り、暗い所にいいると分泌量が増えるため人は夜になると眠くなります

 

スマホ、PC、タブレットなどから発せられる光によって脳が錯覚することでメラトニンの分泌量が抑制されます

 

すると、脳が覚醒し眠りが浅いなど睡眠障害を引き起こしてしまいます

 

なので、睡眠の質を向上させるためには寝る前のスマホチェックはやめましょう。また、オススメなのが半身浴です

 

寝る前に半身浴をして下半身を温めることで寝つきが良くなります

 

https://unpsymind.com/life-improvement/good-sleep-method/

 

 

意識して脳に良い栄養を摂取する

 

・ DHA:サバやサンマ、イワシなどの青魚

・ α–リノレン酸:くるみなどのナッツ類

・ カカオ:チョコレート

・ イミダペプチド:鶏肉やマグロ、カツオ

・ クエン酸:レモンやグレープフルーツ、梅干し、酢

 

タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの五大栄養素の他にも上記の栄養素には脳疲労を回復する効果があります。これらを上手に摂取していきましょう

 

脳の老化や疲労の蓄積を防ぎ、改善してくれるのが上記の栄養素です。これらを意識的に摂取することが重要になっていきます

 

・ DHA:脳の老化を予防し記憶力を維持する

・ α–リノレン酸:脳の老化予防や記憶力維持の効果がある

・ カカオ:認知能力向上作用がある

・ イミダペプチド:抗酸化作用がある

・ クエン酸:エネルギーを産出して疲労感を軽減する効果がある

 

疲労を引き起こす原因となるのは活性酸素による酸化ストレスです

 

骨格筋や脳は日頃の活動で活性酸素を発生しやすく疲労も蓄積しやすい部分ですが、イミダペプチドによりその骨格筋や脳で再合成されて抗酸化作用を発揮します

 

渡り鳥が長い間、疲れることなく羽を動かし続けることができるのは、羽を動かす筋肉である胸肉に抗疲労成分のイミダペプチドが大量に含まれているからです

 

イミダペプチドと疲労感を軽減するクエン酸を摂取することがオススメです

 

疲れを感じる前から日常的に摂取して予防することがとても重要なので、食生活に上手に取り入れてストレスなく脳の疲労を解消していきましょう

まとめ

 

身体の疲れと比べて脳の疲れは気づきにくいです

 

脳は24時間365日働いてくれているため脳にも休暇を与える必要があります

 

脳の疲れが取れず悩んでいる方は脳疲労度をチェックしてみて回復法を試してみてください